最近、Windows7 SP1の延長サポートが2020年1月14日に終了することが話題になってきていますが、Windows8.1やWindows10にも当然ながらサポート期限があります。
また、Windows10では、Windows8.1以前と異なりバージョンごとにサポート期限が設定されています。
個人で利用しているWindowsならそこまでサポート期限を気にする必要はありませんが、会社で利用している場合は、サポート期限をしっかり把握して、OSのアップデートや、リプレイスなどに備えておく必要があります。
そこで、ここではWindows7/8.1/10それぞれのサポート期限について、自分自身の備忘録を兼ねて紹介します。
目次
Windows7/8.1のサポート期限
Windows7/8/8.1のサポート終了日は、次のとおりです。
製品名 | 延長サポート終了日 |
---|---|
Windows7 SP1 | 2020年1月14日 |
Windows8.1 | 2023年1月10日 |
直近では、2020年1月14日に「Windows7 SP1」の延長サポートが終了します。
延長サポートが終了した後も使い続けることはできますが、延長サポート終了後は新たなぜい弱性が見つかってもセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、セキュリティ的に危険な状態になります。
延長サポート終了後のOSは、よほどの事情がない限り継続利用はおススメできません。
Windows10のサポート期限
Windows10では、半年ごとに提供される機能アップデートを適用していれば、サポートが継続される仕組みで、バージョンごとにサポート期限があります。
バージョンごとのサポート終了日は、次のとおりです。
名称 | バージョン | サポート終了日 |
---|---|---|
April 2018 Update | 1803 | 2019年11月12日 |
October 2018 Update | 1809 | 2020年5月12日 |
May 2019 Update | 1903 | 2020年12月8日 |
機能アップデートを適用せずに古いバージョンを使い続けることもできますが、サポート終了日以降は、セキュリティ更新プログラムが提供されず、脆弱性が放置されたままとなるため、よほどの事情がない限り、定期的に機能アップデートを適用し、サポート切れにならないよう注意が必要です。
なお、ここではWindows10 Home/Pro/Pro for Workstationsのサポート終了日を記載しています。
大企業や教育機関で利用されるEnterpriseエディションやEducationエディション、長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel:LTSC)では、サポート終了日が異なりますのでご注意ください。
あとがき
WindowsOSのバージョンとサポート終了日の関係を把握しておくことは、OSのバージョンアップやリプレイスなどを計画する際の重要な情報です。
特に、Windows10ではバージョンごとにサポート終了日があるため、今まで以上にこまめなチェックが必要です。