インターネット経由でリモートマシンを操作するなら「TeamViewer」がカンタン&安全!

最近では、会社のパソコンや自宅のパソコンを外出先などからリモート操作(遠隔操作)している方も多いのではないでしょうか。

会社のパソコンや自宅のパソコンがWindowsの場合、リモートツールとしまず思いつくのは標準機能の「リモートデスクトップ」ですが、リモートデスクトップをインターネット経由で安全に利用するには、VPN経由にしたりなど、ある程度ネットワークについての知識が必要で、少し敷居が高いかもしれません。

そこで、ここではITやネットワークの知識がそれほどなくても、カンタン&安全にリモート接続環境を用意できるリモートコントロールツール「TeamViewer」の、特徴や使い方を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Professional 64bit 1809
TeamViewer Windows版 14.2.8352

「TeamViewer」とは

TeamViewer – リモートサポート、リモートアクセス、サービスデスク、オンラインコラボレーション、ミーティング

「TeamViewer」は、ドイツ生まれのリモートコントロールソフトで、主な特徴は以下のとおりです。

  • セットアップがカンタン
  • IDとパスワードを使用して接続
  • NATやファイヤーウォール越しでも、特別な設定なく接続可能
  • 通信データは強固に暗号化されている
  • 個人の非商用に限り無料で利用可能
  • 多機能(チャット機能、VoIP機能、ビデオチャット機能、プレゼンテーション機能、VPN機能、ファイル転送機能など)
  • マルチプラットフォーム(Windows、Mac OS、Linux、iOS、Android)
  • タッチ操作やマルチモニターにも対応

また、「TeamViewer」は、HIPAAやSOCS2に準拠しており、大手企業や銀行などの導入事例も紹介されていることから、企業でも安心して導入できる、信頼性の高いソフトウェアと言えるのではないでしょうか。

「TeamViewer」の基本的な使い方

ここでは、Windows10環境での「TeamViewer」の導入から基本的な利用方法を紹介します。

導入

導入方法は、接続元と接続先のそれぞれの端末でアプリケーションをインストールします。

プラットフォームに応じた「TeamViewer」のインストーラーは、公式サイトからダウンロードします。

TeamViewerのダウンロード

インストーラーをダウンロードしたら、ダブルクリックして実行します。

接続先(操作される側)マシンでのインストール

インストーラーをダブルクリックすると、次のような画面が表示されるので、以下の画像のように「インストール」と「個人/商用以外」を選択して、右下の「同意する - 終了」をクリックしてインストールを開始します。

なお、インストールフォルダーなどを自分で指定する場合は、左下の「詳細設定の表示」をクリックし、詳細設定画面で指定します。

インストールが完了すると、アプリが自動的に起動して、接続を待ち受ける状態になります。

接続元(操作する側)マシンでのインストール

接続元のマシンでも同様に、インストーラーをダブルクリックし、以下の画像のように「インストール」と「個人/商用以外」を選択して、右下の「同意する - 終了」をクリックしてインストールを実施します。

なお「続行しますか?」で「実行のみ」を選択すると、アプリをインストールせずに利用することも可能です。

リモートマシンへの接続

接続元・接続先双方でインストールが完了したら、接続元マシンの画面で、接続先マシンの画面に表示されている「パートナーID」を入力し「接続」をクリックします。

パスワードの入力画面が表示されるので、接続先マシンの画面に表示されているパスワードを入力して「ログオン」をクリックすると、接続先マシンの画面が表示されます。

接続先マシンの画面

リモート操作画面では、[Ctrl]+[Alt]+[Del]キーといったキーコンビネーションの送信、クリップボードの共有、マシンのロック、サインアウト、再起動をはじめとする、リモート操作で必要と考えられる機能は、ほぼ利用できます。

ここまでが、導入から基本的なリモート接続までの手順ですが、とてもカンタンです。また、難しいことを考えなくても、安全に接続できるという点もうれしいところです。

多彩な機能

導入から基本的な利用までがとてもカンタンな「TeamViewer」ですが、より便利に使いこなすための機能も充実しています。

ここでは、その中からいくつかを紹介します。

無人アクセス

上記の基本的な接続方法では、接続するためのIDとパスワードがアプリを起動するたびに変わるため、自宅のPCに外出先からアクセスしたいときに、あらかじめ自宅のPCで「TeamViewer」を起動して、IDをパスワードを控えておく必要があり不便です。

そんなときのために「無人アクセス」機能があります。この機能では「TeamViewer」をPC起動時に自動的に開始して、アクセス時のパスワードも固定で設定することが可能です。

これにより、外出先などから自宅のPCへのアクセスが便利になります。

なお、この機能を利用するには「TeamViewerアカウント」を作成しておく必要があります。

複数の接続先をまとめて管理

リモートから接続するマシンが複数ある場合は、Webブラウザーから「TeamViewer Management Console」へTeamViewerアカウントを利用してログインすることで、一括管理することができます。

ちなみに「TeamViewer Management Console」から、対象マシンの「接続」をクリックして接続するといったことも可能です。(リモート接続するには、アプリをインストールしておくか、ブラウザの拡張機能をインストールしておく必要があります)

TeamViewer Management Console:https://login.teamviewer.com/

なお「TeamViewer Management Console」は、アプリの「接続」メニューから呼び出すこともできます。

操作の様子を隠す

「ブラックスクリーン」機能を利用すると、リモート操作中に接続先マシン側のモニター画面を黒くして、操作中の様子を見られないようにできます。

なお、この機能を使用するには、接続先マシンに専用のモニタードライバーをインストールする必要があり、ハードウェアによっては正常に機能しない場合があります。

通信状況に応じた設定

「TeamViewer」には、ネットワーク環境を自動検出して圧縮率を調整してくれる機能があり、通信状況が良くない環境からの接続でも、比較的快適な操作が可能です。

なお、「表示」メニューから、速度に最適化するか、画質に最適化するか自分で切り替えることもできます。

さらに、万が一リモート接続中にネットワーク接続が切れても、再接続することができるのもうれしいところです。

あとがき

ここで紹介した以外にも「チャット」「通話」「ホワイトボード」「VPN」「セッションの記録」など、便利な機能がたくさん搭載されています。

いろいろな機能を使いこなすという使い方ももちろん良いですが、最初にお話ししたとおり、「TeamViewer」のおすすめポイントは、やはり導入から利用までの手順がとてもカンタンで、ITやネットワークの知識があまりなくても安全に利用できる点ではないでしょうか。

是非、お試しあれ。

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