iPhoneでは、よく訪れる場所や訪れた日時などが「利用頻度の高い場所」として記録されており、記録された情報はマップやカレンダー、写真といった標準搭載アプリで活用されていますが、どのような情報が記録されているか確認したり、記録されている情報を削除したいときがあるでしょう。
また、場合によってはこのような行動履歴を記録しないように「利用頻度の高い場所」機能をオフにしておきたいこともあるでしょう。
そこでここでは、iPhoneで利用頻度の高い場所機能をオフにする方法や、利用頻度の高い場所として記録されている情報を確認する方法、記録されている情報を削除する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
iPhone | iOS16.5 |
利用頻度の高い場所機能をオフにする
利用頻度の高い場所機能をオフにするときは、iPhoneの「設定」から「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」を選択します。
「位置情報サービス」の設定画面で、画面を下にスクロールして「システムサービス」>「利用頻度の高い場所」を選択します。
「利用頻度の高い場所」の設定画面で、「利用頻度の高い場所」をオフにすることで利用頻度の高い場所機能をオフにできます。
以上で、行動履歴は記録されなくなります。
なお、利用頻度の高い場所機能をオフにすると、マップアプリやカレンダーアプリ、写真アプリといった、利用頻度の高い場所機能によって記録された情報を活用するアプリの利用に影響が出る場合があります。
記録されている行動履歴を確認する
利用頻度の高い場所機能によって記録されている行動履歴を確認したいときは、機能のオン/オフを設定するときと同じ画面(iPhoneの「設定」から「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」>「利用頻度の高い場所」)で確認できます。
記録されている行動履歴を削除する
利用頻度の高い場所機能によって記録されている行動履歴を削除したいときは、機能のオン/オフを設定するときと同じ画面(iPhoneの「設定」から「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「システムサービス」>「利用頻度の高い場所」)で「履歴を消去」をタップすることで、記録された行動履歴を削除できます。