スマートフォンをWi-Fiに接続する場合、これまではSSIDやパスワードといったWi-Fiへの接続情報を手入力して接続するというのが一般的でしたが、最近では接続情報が定義されたQRコードを読み取ることで、簡単にWi-Fiに接続できるようになってきています。
そこでここでは、Android端末やiPhoneでQRコードを読み取ってWi-Fiに接続する方法を紹介します。
目次
Androrid端末の場合
Androrid端末でQRコードを読み取ってWi-Fiに接続する場合は、機種やAndroidのバージョンによって方法が異なり、Androidの設定画面からQRコードを読み取る方法や、QRコード読み取りアプリを使って読み取る方法があります。
Androidバージョン10以降の端末では、Androidの「設定」から「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」を順に選択し、Wi-Fiの設定画面で「ネットワークを追加」の横にあるQRコードアイコンをタップして、QRコードを読み取ることでWi-Fiに接続できます。
Androidバージョン9以前の端末では、Wi-Fiの接続情報を取り扱えるQRコード読み取りアプリを使ってWi-Fiに接続できる場合があります。
以下は、Androidバージョン8の端末で、Googleが提供しているGoogleレンズでQRコードを読み取ってWi-Fiに接続している画面です。
Googleレンズは単体のアプリとして利用できる端末と、GoogleアプリやGoogleフォト、Googleアシスタントといったアプリから起動する端末があります。
また、私が所有しているAndroid8の端末では接続できませんでしたが、デンソーが提供している「クルクル - QRコードリーダー」といったアプリも、Wi-Fiの接続情報が定義されたQRコードを読み取ることができるので、機種によってはこのアプリを使ってWi-Fiに接続できるでしょう。
iPhoneの場合
iOS11以降iPhoneでは、標準搭載のカメラアプリでWi-Fiの接続情報が定義されたQRコードを読み取ることで、画面上部に「Wi-Fi QRコード」のポップアップが表示され、ポップアップをタップすることで簡単にWi-Fiに接続できます。
あとがき
最近では、お店や公共施設でWi-Fiへの接続情報がQRコードで表示されているケースも多く、QRコードを読み取ってWi-Fiへ接続する方法をマスターしておけば、SSIDやパスワードを手入力してWi-Fiへ接続する面倒を感じることはなくなるでしょう。
ご活用あれ。