iPhoneでは、一般的な操作のほとんどはタップ/ダブルタップ(長押し)/スワイプといった、1本の指でのジェスチャーで対応できますが、2本の指や3本の指を使ったジェスチャー操作もあることをご存じでしょうか?
2本の指や3本の指を使ったジェスチャー操作は意外と知られていませんが、知っていると操作効率を格段にアップすることができます。
そこでここでは、iPhoneの操作効率を格段にアップすることができる2本の指や3本の指を使ったジェスチャー操作を紹介します。
目次
複数のアプリを同時に終了する
アプリの切り替え画面(Appスイッチャー)でアプリを終了する場合、アプリを上にスワイプすることで終了させることができますが、2本の指で上にスワイプすれば2つのアプリを、3本の指でスワイプすれば3つアプリを同時に終了させることができます。
複数の項目を簡単に選択する
アプリ内で複数の項目を選択したい場合、通常はメニューなどから「すべてを選択」や「編集」をタップして、項目を一つずつタップして選択するというのが一般的な操作ですが、選択する項目が多いと一つ一つタップして選択するのは面倒です。
そんなときは、2本の指で選択したい項目をスワイプすることで、複数の項目を簡単に一括選択できます。(以下の動画では、メモアプリで複数のメモを一括選択しています。)
なお、このジェスチャーに対応しているのは、以下に挙げるApple純正のアプリぐらいですが、純正アプリを利用しているなら便利なジェスチャーです。
- 連絡先
- リマインダー
- メール
- メッセージ
- メモ
コピー/貼り付け
テキストなどをコピーしたり貼り付けたい場合の一般的な操作は、テキストを選択して表示されるメニューからコピーしたり、貼り付け箇所をロングタップ(長押し)してメニューから貼り付けを選択するという流れですが、3本の指でピンチイン/ピンチアウト操作することでも、コピーしたり貼り付けたりすることができます。
たとえば、選択している個所をコピーしたいときは、3本の指(親指、人差し指、中指など)でピンチインすることでコピーでき、貼り付けたいときは、貼り付けたい箇所で3本の指(親指、人差し指、中指など)でピンチアウトすることで貼り付けができます。
操作を取り消す/やり直す
また、直前の操作を取り消したいときは、3本の指で左にスワイプすることで操作を取り消すことができ、取り消した操作をやり直したいときは、3本の指で右にスワイプすることで操作をやり直すことができます。
あとがき
2本の指や3本の指を使ったジェスチャー操作は意外と知られていませんが、いずれのジェスチャーも知っていると操作効率が格段に良くなりますよ。