iPhoneでスピーディーに文字入力するために覚えておきたい10のテクニック

iPhoneでスピーディーに文字入力するために覚えておきたい10のテクニック

iPhoneで文字入力を行う場合、一般的な文字であれば表示されているキーボードから簡単に入力できますが、カーソル移動や選択、コピー&ペーストといった操作方法など、知っていると文字入力スピードをアップして効率よく文字入力できるテクニックがいくつかあります。

そこでここでは、iPhoneで効率よく文字を入力するためにぜひとも覚えておきたいテクニックを10個紹介します。

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この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

機種バージョン
Apple iPhone8iOS16.1.1

アルファベットの大文字を連続入力する

英字キーボードでアルファベットの大文字を入力する際、画面左側のShiftキー(↑矢印キー)をタップすることで1文字だけ大文字で入力できますが、連続で大文字を入力したいときがあります。

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そのようなときは、Shiftキーを2回連続でタップすることで、以下のようにShiftキーの矢印がいつもと違う形になり、もう一度Shiftキーをタップするまで大文字を連続して入力できるようになります。

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日付や住所は変換で入力する

日本語キーボードで今日の日付や住所を入力する場合、手入力するのは結構手間です。

そこで、今日の日付を入力したいときは「きょう」と入力することで、変換候補に今日の日付が表示されすぐに入力できます。同じように「きのう」「あさって」といった日付を表す言葉を入力すると、変換候補に日付が表示されます。

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住所を入力したいときは、郵便番号を入力することで変換候補に郵便番号に該当する住所が表示され、すぐに入力できます。

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特殊文字を素早く入力する

一般的な記号やカッコ

さまざまな形のカッコや「\」「〒」「々」「〆」といった特殊文字を入力したい場合、読みを入力して変換できる場合もありますが(たとえば「ゆうびんばんごう」と入力して、変換候補から「〒」を選択するといった具合です)、一般的な記号やカッコといった特殊文字なら、数字キーボードにすることで、変換などせずに素早く入力できます。

たとえば、数字キーボードの[8]で左上右にフリックすれば[〒][々][〆]が入力できます。

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日本語キーボードでカッコ(「」や())を入力したいときは「や」を左右にフリックすることで、()や「」といったカッコを素早く入力できます。

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〇付き数字

箇条書きなどで利用することがある〇付き数字を入力する場合、10までなら数字から〇付き数字に変換できますが、11以上の数字でも「まるすうじ」と入力することで、50までの〇付き数字なら変換することができます。

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カーソルをスムーズに移動させる

カーソルを移動する場合は、移動先をタップしてカーソルを移動させることもできますが、以外と思った場所に移動できないことがありませんか?

心当たりがあるなら「空白」キーを長押しして画面から指を離さず、画面上を動かすことで指の動きに合わせてカーソルを移動できます。

テキストを範囲選択する

入力したテキストを範囲選択したいときは、始点をダブルタップし画面から指を離さずにスライドさせることで、任意のテキストを範囲選択できます。

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また、単語/文/段落単位で範囲選択したいときは、画面を連続タップすることで、2回タップすれば単語を選択でき、3回タップすれば行または文を選択できます。

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また、単語などを範囲選択すると変換候補が表示されるので、間違った漢字の再変換する際にも便利です。

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直前の操作を取り消す

画面に指を3本を置いて画面左にスワイプすることで、直前に行った操作を取り消すことができます。

ちなみに、テキストを範囲選択したあとに画面に指を3本を置いて、ピンチインするとコピーができ、ピンチアウトするとペーストができます。

キーボードを左右どちらかに寄せる

片手で文字を入力するときにキーボードが大きすぎると感じたときは、キーボードを左右どちらかに寄せて表示することができます。

キーボードを左右どちらかに寄せるときは、地球儀アイコンを長押しして、出てきたメニューの下にあるキーボードのアイコンをタップします。するとキーボードが左または右によって小さく表示されるようになります。

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下の画像は、キーボードを左または右に寄せたときの画面です。

iPhoneでスピーディーに文字入力するために覚えておきたい10のテクニック

キーボードを左に寄せたとき

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キーボードを右に寄せたとき

ちなみに、地球儀アイコンを長押しするとキーボードを切り替えることもできます。複数のキーボードを使い分けているなら、素早くキーボードを切り替えられます。

ユーザー辞書に単語を登録する

通常の入力ではうまく変換できない漢字や、よく入力する電話番号やメールアドレス、フレーズなどがあるなら、ユーザー辞書に単語として登録しておくことで、毎回手入力することなく簡単に入力できるようになります。

ユーザー辞書に単語を登録するには、iPhoneの「設定」から「一般」>「キーボード」>「ユーザ辞書」を順にタップします。

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すると、ユーザー辞書画面が表示され、単語の登録/編集ができます。

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単語の登録画面

ユーザー辞書に登録した単語は変換候補に表示されるようになるので、よく入力する単語などを登録しておけば入力効率が上がります。

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文字入力時に打鍵音を鳴らす

文字入力時に、文字を打ってる感触が欲しいときは「キーボードのフィードバック」を有効にすることで、文字を入力しているときにサウンドや触覚で感じることができます。

「キーボードのフィードバック」は、iPhoneの「設定」から「サウンドと触覚」>「キーボードのフィードバック」の順に画面を開き、サウンドと触覚をオンにします。

触覚だけをオンにしたいときは、サウンドはオフのままにします。

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なお、サウンドは消音モード(マナーモード)時にはなりません。

ケータイ入力をオフにする

iPhoneで文字を入力する場合、フリック入力が一般的ですが、「母(はは)」や「笹(ささ)」といった同じ文字を連続入力したい場合、1文字目を打った後に時間をおいて次の文字を打たないと、ケータイ入力と認識され、同じ文字を連続入力することができません。

Memo

ケータイ入力では、画面に表示されているキーボードを連続タップして文字を入力する方法で、たとえば「く」を入力したい場合には、「か」のキーを3回タップすることで「か>き>く」と文字を変化させて入力します。

フリック入力では、画面に表示されているキーボードをタップして、そのまま指を離さず上下左右いずれかに動かして文字を入力します。

そこで、iPhoneでケータイ入力を使用しないなら、ケータイ入力をオフ(フリックのみをオン)にすることで、「母(はは)」や「笹(ささ)」といった同じ文字の連続入力もスムーズに入力できるようになります。

ケータイ入力をオフにするには、iPhoneの「設定」から「一般」>「キーボード」を順にタップして「フリックのみ」をオンに設定します。

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あとがき

ここで紹介した入力テクニックを駆使すれば、今まで以上に効率よく文字入力できるようになること間違いなしです。

ご活用あれ。