USBメモリ自体で書き込み禁止(読み取り専用)にする方法

USBメモリ自体で書き込み禁止(読み取り専用)にする方法

インターネットなどのネットワークにつながっていない環境で、デバイス間でデータの受け渡しを行ったり、データを配布したい場合の方法の一つにUSBメモリを使った方法がありますが、USBメモリ内のデータが意図せずに書き換えられたり、削除されたりすることがないようにUSBメモリ自体で書き込み禁止を設定したいときがあります。

そこでここでは、USBメモリ自体で書き込み禁止(読み取り専用)にする方法を紹介します。

Windows 10にUSB接続した外部ストレージへの読み書きを制限する方法
ここでは、Windows 10でMSC・PTP・MTPを用いたデータ転送をレジストリ設定やグループポリシー設定で制限する方法を紹介します。

書き込み禁止スイッチ付きUSBメモリ

もっともお手軽かつリーズナブルな方法は、物理的な書き込み禁止スイッチ(ライトプロテクトスイッチ)を搭載したUSBメモリを利用する方法です。

書き込み禁止スイッチ(ライトプロテクトスイッチ)が付いたUSBメモリでは、データを書き込んだ後にスイッチを書き込み禁止の位置にしておくことで、USBメモリへの書き込みを制限できます。

書き込み禁止スイッチ(ライトプロテクトスイッチ)が付いたUSBメモリとしては、以下のような商品が販売されています。

専用ソフトで書き込み禁止にするUSBメモリ

法人向けには、専用ソフトを使ってUSBメモリを書き込み禁止(読み取り専用)する商品もあります。

産業用USBメモリ & ライトプロテクトツールのご紹介

CD-ROMとして認識されるUSBメモリ

同じく法人向けの製品として、専用の書き込みソフトを使ってデータを書き込む必要があり、USBメモリをCD-ROMとして認識させることで、USBメモリへのデータの買い込みを禁止(読み取り専用)にできる商品が販売されています。

あとがき

意図せぬデータの改変などを防いでデータの受け渡しを行いたい場合、CDやDVDを使った方法が一般的ですが、光学ドライブを搭載していないデバイスとのデータの受け渡しが想定されるなら、上に紹介したように、USBメモリ自体を書き込み禁止(読み取り専用)にできる商品が役立つでしょう。