Windows 10などで、アプリケーションウィンドウのスクリーンショットを撮る場合、決まったサイズで撮影したいときがよくあります。
ウィンドウの大きさを調整する場合、マウスでウィンドウの境界をドラッグして調整するのが一般的ですが、この方法では大まかにしか調整ができません。
そこでここでは、Windows 10で任意のウィンドウのサイズを特定のサイズにピッタリと調整してくれるツール「Sizer(サイザー)」を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 21H2 |
Sizer | 4.0(DEVBUILD640) |
Sizerの使い方
まず、以下の作者ホームページから自分が利用しているOSのアーキテクチャ(32bit/64bit)に合わせて、インストーラーまたはZIPファイルをダウンロードします。
ここでは例として、解凍してすぐ利用できるZIPファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍して「sizer.exe」を実行して起動します。
Sizerを起動すると、タスクバーの通知領域に常駐します。
ウィンドウサイズを変更するときは、サイズを変更したいウィンドウの最大化/最小化/閉じるボタンのいずれかを右クリックするか、ウィンドウ境界を右クリックします。
すると、以下のようなサイズ選択メニューが表示されるので、一覧からサイズを選択するとウィンドウの大きさが選択したサイズに変わります。(ショートカットキー「Windows+Ctrl+Z」を押すことでもメニューを表示できます。)
また、ウィンドウの境界をドラッグすれば、ツールチップに現在のウィンドウサイズが表示されます。
メニューから「Configure Sizer」を選択すると、以下のような設定画面が表示され選択可能なサイズの追加や削除が可能です。
自分がよく利用するサイズを登録しておけば、一発でウィンドウサイズを調整できて便利です。
あとがき
決まったサイズでウィンドウのスクリーンショットを撮影したいときなどに、Sizerを使えば簡単にサイズを統一できて便利です。
とくに、Web上にアプリケーションウィンドウのスクリーンショット画像を掲載する場合や、操作マニュアルを作成するようなときに活躍してくれます。
ご活用あれ。