CentOS 7でroot宛メールをコマンドで削除(空に)する方法

CentOS 7でroot宛メールをコマンドで削除(空に)する方法

Linux環境では、さまざまなアプリケーションから送信されたroot宛のメールは、デフォルトで「/var/spool/mail/root」 に書き込まれています。

root宛メールは自動的には削除されないので、定期的に削除したり、外部メールアドレスに転送したりしないと、⼤きなサイズに膨れあがり、システム動作に影響を及ぼすこともあります。

そこでここでは、CentOS 7で溜まったroot宛メールを削除する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のディストリビューションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
CentOS Linux7.4.1708

root宛メールを削除する

root宛メールを削除する手順はいたって簡単で、以下のコマンドを実行するだけです。

# cat /dev/null > /var/spool/mail/root

あとがき

rootファイルの中⾝はテキストデータですから、コピーした上で空にするのがよりベターかもしれません。