Android端末では、外出先などで音を出したくないときに利用する機能として「マナーモード」が搭載されています。
そこでここでは、Android端末のマナーモードの基本的な使い方や設定方法を解説します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
機種(ソフトウェア) | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
マナーモードの使い方
Android端末でマナーモードを有効にするときは、画面上部の通知バーを下にスワイプして、クイック設定パネルで、マナーモードのアイコンをタップするか、本体の横にあるボリュームを下げるボタンを押すことで有効にできます。
また、クイック設定パネルから有効にするときは、アイコン下部にある「▼」をタップすることで、マナーモードの種類を選択して有効にしたり、時間を指定してマナーモードを有効にできます。
マナーモードの種類ごとの違いは、以下のとおりです。
- サイレント - 着信音やアラーム音、通知音、操作音、メディア音が鳴らなくなります。
- アラームのみ - 着信音や通知音、操作音は鳴りませんが、アラーム音やメディア音のみ音が鳴ります。
- 優先する通知のみ - アラーム音やメディア音と、リマインダーや予定の通知、特定の相手からのメッセージや着信時のみ音を鳴らすことができます。
マナーモードの状態は、通知バーで確認することができます。
逆に、マナーモードを無効にするときは、クイック設定パネルでマナーモードのアイコンをタップするか、本体の横にあるボリュームを上げるボタンを押すことで無効にできます。
マナーモードの設定
マナーモードの設定は、Androidの「設定」から「音」>「マナーモードの設定」で、カスタマイズできます。
優先する通知をカスタマイズする
「優先する通知のみを許可」では、優先する通知のみに設定しているときに通知させる項目をカスタマイズできます。
たとえば、特定の相手からのメッセージや着信時のみ音を鳴らすといった設定ができます。


視覚的な通知のブロック
「視覚的な通知のブロック」では、マナーモードで「サイレント」を選択しているときに、通知のポップアップ表示やLEDの点滅などをオフにすることができます。


自動ルール
「自動ルール」では、就寝中など、指定した曜日や時間帯のみ自動的にマナーモードを有効にでき、ルールは複数作成できます。


あとがき
なお、電話やインターネットといったすべての通信を一時的に遮断したいときは「機内モード」がおススメです。
