WindowsPCをセットアップするときには、Webブラウザーやメールクライアントなど、お気に入りのアプリケーションをインストールすると思いますが、アプリケーションごとにダウンロードサイトからインストーラーをダウンロードして、一つ一つインストールしなければならないのはとても面倒です。
そこでおすすめなのが、複数のアプリを一括インストールできるサービス「Ninite」です。
Niniteを利用すれば、最新バージョンのさまざまなアプリケーションのインストールや更新が簡単に、そして効率よく行えます。
そこでここでは「Ninite」の使い方をかんたんに紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1803 |
Niniteとは
Ninite - Install or Update Multiple Apps at Once
「Ninite」は、さまざまなアプリケーションのインストールを一発で行ってくれるWindows向けのサービスです。
Niniteの使い方
「Ninite」の使い方は、まずNiniteのWebページで「1. Pick the apps you want」からインストールしたいアプリケーションにチェックを入れます。
つぎに「2. Download and run your custom installer/updater」にある「Get Your Ninite」ボタンをクリックします。
すると、選択したアプリを一括インストールするためのインストーラーをダウンロードできます。
あとは、ダウンロードしたインストーラーを実行するだけで、チェックしたアプリケーションを自動的に一括インストールしてくれます。
うれしいのは、インストールウィザードが自動化されており、何も操作しなくてもインストールが完了することです。通常のインストーラーでは、「次へ」ボタンなどをクリックする必要があることを考えると、とても簡単です。
また、作成したインストーラーは使いまわすことができるので、別のPCで実行すれば同じアプリケーションやツールを一発でインストールできます。
注意点
インストールできるアプリケーションやツールは、画像を見ていただければ分かるとおりメジャーどころは網羅されていますが、海外(米国)のサービスなので、一部のソフトウェアで日本語版がインストールされない場合があります。
あとがき
たくさんのPCに同じアプリやツールをインストールしなければならいないようなケースで活用できますね。
ちなみに、Niniteのサービスには「Ninite Pro」という有償サービスもあり、Webブラウザからだけでなく、企業向けの運用管理ツールと連携させて、PCへのアプリケーションの配布や更新を集中管理できます。