Androidには、WindowsやMacのような「ごみ箱」機能が搭載されておらず、ファイルなどを削除すると、通常の操作では元に戻すことはできません。
ですが、ファイルマネージャーアプリの中には、アプリの独自機能としてごみ箱機能を搭載しているものがあり、ごみ箱機能を利用すれば削除したファイルを戻したいといったときに活躍してくれます。
そこでここでは、Android端末でごみ箱機能を利用できるアプリを紹介します。
目次
ごみ箱専用アプリ
ゴミ箱機能だけが欲しい場合は、ゴミ箱機能を追加してくれる専用アプリがおすすめです。
ファイルマネージャーアプリ
一部のファイルマネージャーアプリ(Windowsでいうところのエクスプローラー)では、ごみ箱機能を搭載しているものがあります。
それらのアプリを利用すれば、ファイルを削除すると自動的にごみ箱に移動されるようになり、ごみ箱からカンタンにファイルを復元できるようになります。
GoogleドライブやGoogleフォト
Googleが提供すクラウドストレージサービス「Googleドライブ」や「Googleフォト」にもゴミ箱機能が搭載されています。
Googleドライブ
Googleドライブでは、ドライブ上に保存されているファイルを削除するとゴミ箱に移動され、いつでもゴミ箱から復元することができます。
Googleフォト
Googleフォトでは、フォトに保存されている画像や動画を削除するとゴミ箱に移動され、60日以内であればゴミ箱から復元することができます。
あとがき
重要なファイルを誤って削除してしまい後悔することがないようにするなら、上で紹介したような、ゴミ箱機能を搭載したアプリの利用がおすすめです。
なお、ゴミ箱機能を追加してくれるアプリや、ファイルマネージャーの一機能としてゴミ箱機能を搭載しているアプリの多くは、ゴミ箱のデータを端末内に保存しているため、ゴミ箱にデータがある状態でアプリをアンインストールしてしまうと、ゴミ箱のデータが削除されずに残存することがあるので、それらのアプリをアンインストールするときは、必ずゴミ箱を空にしてからアプリをアンインストールしましょう。
ちなみに、GoogleフォトやGoogleドライブのデータは、クラウド上で管理されているので、端末内にデータが残存するようなことは起こりません。