普段Gmailを利用していて、おおむね便利に利用していますが、こんな機能があったらなぁと思う機能として、送信済みメールの再利用があります。
特に仕事でGmailを利用している方ならわかると思いますが、日報などのように同じ宛先にほぼ同じ件名、本文で定期的に送信するメールってないでしょうか。
そんなメールを作成するときに、毎回宛先・件名・本文を入力するのはとても面倒です。
そこでここでは、WebブラウザにカスタマイズしたURLを入力することで、宛先・件名・本文が入力済みのGmailの新規メッセージ作成画面を開く方法を紹介します。
定型的なメールを送信することが多い方はご活用ください。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のソフトウェアやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Chrome(Windows版) | 79.0.3945.88 |
テンプレートを作成する
ここで紹介するテンプレート利用するには、あらかじめ、WebブラウザでGoogleアカウントにログインしておく必要があります。
サンプルURL1
以下のサンプルでは、宛先(Toのみ)・件名・本文を設定しています。
※「%0D%0A」は改行を意味しています。
宛先を複数指定したいときは、メールアドレスを「,(カンマ)」で区切ることで、複数の宛先を指定できます。
たとえば、宛先として「someone1@example.com」と「someone1-1@example.com」を指定したいときは「to=someone1@example.com,someone1-1@example.com」と入力します。
上のURLをブラウザのアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、以下の画面のように表示されます。
サンプルURL2
以下のサンプルでは、宛先(ToとCc)・件名・本文を設定しています。
上のURLをブラウザのアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、以下の画面のように表示されます。
サンプルURL3
以下のサンプルでは、宛先(ToとCcとBcc)・件名・本文を設定しています。
上のURLをブラウザのアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、以下の画面のように表示されます。
あとがき
ここで紹介したサンプルURLを自分がよく利用する内容に修正してブックマークしておけば、定型的なメールの作成や送信がラクになるでしょう。
お試しあれ。