Web版Gmailで宛先・件名・本文を設定したテンプレートを作成する方法

Web版Gmailで宛先・件名・本文を設定したテンプレートを作成する方法

普段Gmailを利用していて、おおむね便利に利用していますが、こんな機能があったらなぁと思う機能として、送信済みメールの再利用があります。

特に仕事でGmailを利用している方ならわかると思いますが、日報などのように同じ宛先にほぼ同じ件名、本文で定期的に送信するメールってないでしょうか。

そんなメールを作成するときに、毎回宛先・件名・本文を入力するのはとても面倒です。

そこでここでは、WebブラウザにカスタマイズしたURLを入力することで、宛先・件名・本文が入力済みのGmailの新規メッセージ作成画面を開く方法を紹介します。

定型的なメールを送信することが多い方はご活用ください。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のソフトウェアやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Google Chrome(Windows版)79.0.3945.88

テンプレートを作成する

ここで紹介するテンプレート利用するには、あらかじめ、WebブラウザでGoogleアカウントにログインしておく必要があります。

サンプルURL1

以下のサンプルでは、宛先(Toのみ)・件名・本文を設定しています。

https://mail.google.com/mail/?view=cm&fs=1&to=someone1@example.com&su=【日報】201912/25&body=各位%0D%0A%0D%0Aお疲れ様です、佐藤です。%0D%0A%0D%0A以下日報となります。%0D%0A%0D%0Aよろしくお願いいたします。

※「%0D%0A」は改行を意味しています。

Memo

宛先を複数指定したいときは、メールアドレスを「,(カンマ)」で区切ることで、複数の宛先を指定できます。

たとえば、宛先として「someone1@example.com」と「someone1-1@example.com」を指定したいときは「to=someone1@example.com,someone1-1@example.com」と入力します。

上のURLをブラウザのアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、以下の画面のように表示されます。

Web版Gmailで宛先・件名・本文を設定したテンプレートを作成する方法

サンプルURL2

以下のサンプルでは、宛先(ToとCc)・件名・本文を設定しています。

https://mail.google.com/mail/?view=cm&fs=1&to=someone1@example.com&cc=someone2@example.com&su=【日報】201912/25&body=各位%0D%0A%0D%0Aお疲れ様です、佐藤です。%0D%0A%0D%0A以下日報となります。%0D%0A%0D%0Aよろしくお願いいたします。

上のURLをブラウザのアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、以下の画面のように表示されます。

Web版Gmailで宛先・件名・本文を設定したテンプレートを作成する方法

サンプルURL3

以下のサンプルでは、宛先(ToとCcとBcc)・件名・本文を設定しています。

https://mail.google.com/mail/?view=cm&fs=1&to=someone1@example.com&cc=someone2@example.com&bcc=someone3@example.com&su=【日報】201912/25&body=各位%0D%0A%0D%0Aお疲れ様です、佐藤です。%0D%0A%0D%0A以下日報となります。%0D%0A%0D%0Aよろしくお願いいたします。

上のURLをブラウザのアドレスバーに入力してエンターキーを押すと、以下の画面のように表示されます。

Web版Gmailで宛先・件名・本文を設定したテンプレートを作成する方法

あとがき

ここで紹介したサンプルURLを自分がよく利用する内容に修正してブックマークしておけば、定型的なメールの作成や送信がラクになるでしょう。

お試しあれ。