スマートフォンなどでWebページを閲覧していると、文字などが小さくて見づらいと思うことがありませんか?
そんなときは、Webページを拡大すればよいと思われるでしょうが、Webページの中には拡大できないページがあります。これは、Webページの制作者側で制御されていることが多く、Webページを意図したとおりに表示させたり、無用なトラブルを避けるなどの目的があります。
ですが、そのようなページもブラウザの設定を変更することで、強制的に拡大することができます。
そこでここでは、Android版「Google Chrome(以下、Chromeブラウザ)」の設定を変更して、Webページを強制的に拡大する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
Android版 Google Chrome | 78.0.3904.108 |
Webページを強制的に拡大する方法
Webページを強制的に拡大するには、Chromeブラウザで対象のページを開いている状態で、右下のメニューから「設定」をタップします。
「設定」画面が表示されるので、下にスクロールして「詳細設定」セクションにある「ユーザー補助機能」をタップします。
「ユーザー補助機能」画面が表示されるので「強制的にズームを有効にする」のチェックをオンに設定します。
以上で、拡大できなかったWebページが、ピンチアウト操作で拡大できるようになります。
画面上で2本の指をつまむように動かす操作を「ピンチイン」逆に開く操作を「ピンチアウト」と呼び、表示を縮小したいときや拡大したいときに利用します。
あとがき
年を取ってくると、スマホでWebページを閲覧したときに文字などが小さくてよく見えないことが結構あります。
そんな時に備えて事前に設定しておけば、Webページの閲覧もスムーズになると思いますよ。