スマートフォンを利用していると、時と場所によっては「電話に出たくない」だけでなく「電話を着信させたくない」ときがあります。
電話に出たくないだけであれば、マナーモードなどにして電話に出なければよいですが、たとえば、重要な会議の場だったり、学校で試験を受けている最中などでは、スマートフォンに着信すること自体を無効にしたいときがあります。そんなときは「機内モード」が便利です。
そこでここでは、Android端末を例に、機内モードを利用して一時的に着信しないよう設定する方法を紹介します。
目次
機内モードとは
「機内モード」は、名前のとおり元々はスマホなどの通信機器が使用する通信電波が、飛行機の制御に影響を与えるのを防ぐための機能で、機内モードをオンにするとこで、カンタンにスマホの通信機能を一括で無効化することができます。
機内モードをオンにすると、以下の通信機能が一括でオフになります。
- 音声通話
- モバイルデータ通信
- Wi-Fi通信
- Bluetooth通信
- GPS(位置情報)通信
機内モードの使い方
機内モードのオン/オフを切り替えるには、Androidの設定画面から切り替える方法と、クイック設定パネルから切り替える方法があります。
Androidの設定から切り替える場合は「ネットワークとインターネット」を開いて、機内モードのスライダーをタップしてオン/オフを切り替えます。
クイック設定パネルで切り替える場合は、ホーム画面上部から下方向に指2本を使ってスワイプして「クイック設定パネル」を開き、機内モードのアイコンをタップしてオン/オフを切り替えます。
設定は以上です。
なお、機内モードがオンの状態のスマホに電話を掛けると、スマホの電源がOFFの状態か圏外ときのアナウンスが流れます。
機内モード中にWi-FiやBluetoothを使うには
機内モードのオン/オフでは、スマホの通信機能を一括でオン/オフできますが、機内モードがオンの状態でも、特定の通信機能だけ有効化することができます。
たとえば、着信させたくないけど、Wi-Fi通信やBluetooth通信は使いたいといったときは、はじめに機内モードをオンにしたあとに、Wi-FiやBluetoothをオンにすることで、電話の着信はさせずに、Wi-Fi通信やBluetooth通信を利用できるようになります。
なお、Wi-FiやBluetoothも、クイック設定パネルでオン/オフを切り替えられます。
あとがき
Androidスマホで、手っ取り早く着信させないようにするなら「機内モード」のオン/オフが簡単でおススメです。お試しあれ。