Linuxで使いやすいテキストエディターなら「nano」

Linuxで使いやすいテキストエディターなら「nano」

CUI環境のLinuxでテキストエディターといえば「Vi(Vim)」が一般的ですが、Viの操作には独特のキー操作が必要となり、使いづらいと感じている方も多いでしょう。

そこでここでは、LinuxのCUI環境で操作しやすいテキストエディター「nano」を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のソフトウェアやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
RockyLinux9.2

nanoとは

Linuxで使いやすいテキストエディターなら「nano」

nano – Text editor

nanoは、Linux環境で利用できるテキストエディターで、Viのように操作に独特のキー操作を必要とせず直感的に利用できるテキストエディターとして人気があります。

最近では、多くのLinuxディストリビューションやmacOSに標準でインストールされていることが多いようです。

nanoの使い方

最近では、多くのLinuxディストリビューションで標準でインストールされていることが多いですが、インストールされていない場合も標準リポジトリから簡単にインストールできます。

Linuxで使いやすいテキストエディターなら「nano」

nanoでテキストファイルを開くときは、以下のようにコマンドを実行します。(ファイル名を指定せずに実行した場合は、空のテキストファイルが開きます。)

# nano <テキストファイル名>

編集画面は以下のような感じで、画面下部には主なキー操作が表示されており、いちいち調べなくても簡単に操作できます。

Linuxで使いやすいテキストエディターなら「nano」

カーソル移動は上下左右の矢印キーのほかに、以下のキー操作で行えます。

操作ショートカットキー
カーソルを行頭へ移動するCtrl+A
カーソルを行末へ移動するCtrl+E
カーソルを単語単位で移動するCtrl+矢印キー
カーソルを文頭へ移動するAlt+\
カーソルを文末へ移動するAlt+/

切り取りや貼り付けは、以下のキー操作で行います。

操作ショートカットキー
文字列を選択するShift+矢印キー
行または選択範囲を切り取りCtrl+K
カーソル位置に貼り付けCtrl+U
選択範囲をコピーAlt+6

文字列の検索や置換は、以下のキー操作で行います。

操作ショートカットキー
文字列を検索するCtrl+W
文字列を置換するCtrl+\

操作の取り消しややり直しは、以下のキー操作で行います。

操作ショートカットキー
操作を取り消す(アンドゥ)Alt+U
操作をやり直す(リドゥ)Alt+E

ファイルを保存したり終了するときは、以下のキー操作で行います。

操作ショートカットキー
ファイルに保存するCtrl+O
ファイルに保存して終了するCtrl+X
ファイルを読み込むCtrl+R

以上が基本的な操作方法で、そのほかの細かい操作方法については、Ctrl+Gキーを押してヘルプ画面を表示することでいつでも確認できます。

Linuxで使いやすいテキストエディターなら「nano」

あとがき

普段WindowsなどのGUI環境を操作することが多いと、たまにLinuxなどのCUI環境を操作するとテキストファイルの編集などで戸惑うことがよくありますが、nanoエディターをインストールしておけばテキストファイルの編集がやりやすくなるでしょう。