別のWebブラウザにお気に入りを移行する方法

Webページを閲覧するためのツールであるWebブラウザでは、よく閲覧するページをお気に入り（ブックマーク）として登録して、すぐにアクセスできるようにする機能が搭載されており、多くの方が利用していると思います。

お気に入りとして登録した情報は、利用しているWebブラウザでのみ利用できるデータですが、一般的なWebブラウザでは、お気に入りに登録した情報をエクスポート／インポートする機能が備わっており、この機能を使って異なるWebブラウザ間でお気に入りを移行することができます。

そこでここでは、Windows環境で定番のWebブラウザ「Google Chrome」「Microsoft Edge」「Mozilla Firefox」のそれぞれで、お気に入りをエクスポート／インポートする方法を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア	バージョン
Windows 10 Pro 64bit	22H2
Google Chrome	113.0.5672.92
Microsoft Edge	113.0.1774.35
Mozilla Firefox	113.0

Microsoft Edgeの場合

お気に入りをエクスポート

Microsoft Edgeでお気に入りをエクスポートするときは、ウィンドウ右上の「…」をクリックし「お気に入り」を選択します。

お気に入りの一覧画面が表示されるので、画面右上の「…」をクリックし「お気に入りのエクスポート」を選択します。

ファイル名と保存場所を指定して「保存」をクリックすれば、お気に入りがHTMLファイルとしてエクスポートされます。

お気に入りをインポート

他のブラウザでエクスポートしたお気に入りのHTMLファイルをMicrosoft Edgeにインポートするときは、エクスポートするときと同じようにお気に入りの一覧画面を表示して、画面右上の「…」をクリックし「お気に入りをインポートする」を選択します。

インポート画面が表示されるので「他のブラウザーからインポートする」の「インポートする項目を選択してください」をクリックします。

「ブラウザーデータのインポート」画面が表示されるので「インポート元」から「お気に入りまたはブックマークのHTMLファイル」を選択して「ファイルの選択」をクリックします。

ファイルの選択画面が表示されるので、インポートするHTMLファイルを選択すればお気に入りがインポートされます。

なお、Microsoft Edgeでは、同じマシンにインストールされている他のブラウザから、お気に入りやパスワード、閲覧履歴などのデータを直接インポートすることもできます。

Google Chromeの場合

お気に入りをエクスポート

Google Chromeでお気に入りをエクスポートするときは、ウィンドウ右上の「︙」をクリックして「ブックマーク」＞「ブックマークマネージャ」を選択します。

お気に入りの一覧画面が表示されるので、画面右上の「︙」をクリックし「ブックマークをエクスポート」を選択します。

ファイル名と保存場所を指定して「保存」をクリックすれば、お気に入りがHTMLファイルとしてエクスポートされます。

お気に入りをインポート

他のブラウザでエクスポートしたお気に入りのHTMLファイルをGoogle Chromeにインポートするときは、エクスポートするときと同じようにお気に入りの一覧画面を表示して、画面右上の「︙」をクリックし「ブックマークをインポート」を選択します。

ファイルの選択画面が表示されるので、インポートするHTMLファイルを選択すればお気に入りがインポートされます。

なお、Google Chromeでは、設定画面の「Googleの設定」＞「ブックマークと設定のインポート」で、同じマシンにインストールされている他のブラウザ（Intenet Explorer、Mozilla Firefox）から、お気に入りやパスワード、閲覧履歴などのデータを直接インポートすることもできます。