年を取ってくると、スマートフォンの画面に表示されている文字などが小さくて見づらいと感じることが多くなってきます。
そんなとき、Webブラウザなどの一部のアプリでは、表示しているページを拡大することができますが、スマホ画面そのものも、設定により拡大表示させることができます。
そこでここでは、Android端末を例に「拡大機能」で画面を拡大表示する方法を紹介します。


目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
拡大機能を有効化する
Android端末には拡大機能が搭載されており、有効化しておくことで、画面が見づらいと思ったときに、素早く画面を拡大することができます。
拡大機能を有効化する手順は、次のとおりです。
Androidの「設定」から「ユーザー補助」をタップします。
「ユーザー補助」画面が開いたら「表示」セクションにある「拡大」をタップします。
「拡大」画面が開いたら、拡大するときの操作方法として「トリプルタップで拡大」または「ボタンで拡大」をONに設定します。
トリプルタップで拡大
「トリプルタップで拡大」をオンに設定した場合は、画面の拡大したい場所を素早く3回タップすることで、その場所を中心として画面を拡大できるようになります。
2本の指で画面上をドラッグすれば、画面をスクロールでき、2本の指でピンチ操作をすれば、ズームレベルを調整できます。
通常表示に戻するときは、画面を再度トリプルタップします。
一時的に拡大する
画面を一時的に拡大するときは、画面を素早く3回タップして、3回目のタップで指を押し続け、画面上をドラッグすればスクロールでき、通常表示戻るときは、指を離します。
ボタンで拡大
「ボタンを拡大」をオンに設定した場合は、画面右下に表示される「ユーザー補助機能」ボタンをタップしてから、画面の拡大したい場所をタップすることで、画面を拡大できるようになります。


拡大中のスクロールやズームの調整は、トリプルタップの時と同じように2本以上の指を使って操作します。
通常表示に戻るときは「ユーザー補助機能」ボタンを再度タップします。
一時的に拡大する
画面を一時的に拡大するときは「ユーザー補助機能」ボタンをタップして、画面をタップした指を押し続け、画面上をドラッグすればスクロールでき、通常表示戻るときは、指を離します。
あとがき
ちなみに、Androidの拡大機能では、最大8倍まで画面を拡大することができます。

