Windows 10は、それ以前のWindowsと違い、定期的なアップデートにより新しい機能が搭載されたり、仕様が変更されることもあります。
そのため、今自分が使っているWindows 10のバージョンやエディションなど把握しておかないと、想定していた動作と違うなど、思わぬトラブルに見舞われることがあります。
また、バージョンごとにサポート期限が設けられているため、機能更新を怠っているといつの間にかサポート切れになっていたなんてこともあり得ます。
そこでここでは、今自分が使っているWindows 10のバージョンやエディション、ビルド番号、アーキテクチャを、設定画面やコマンドで確認する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 21H2 |
Windowsの設定画面で確認する
今自分が使っているWindows 10のバージョンやエディション、ビルド番号、アーキテクチャを確認する場合は、Windowsの設定画面やコマンドで確認できます。
Windowsの設定画面で確認する場合は、Windowsの「設定」アプリから「システム」を選択します。
「システム」画面が表示されたら、左側のメニューから「詳細情報」を選択し、画面右側の「Windowsの仕様」欄で、エディションやバージョン、ビルド番号が確認できます。
また、同画面の「デバイスの仕様」欄の「システムの種類」では、32ビットOSか64ビットOSかといったアーキテクチャを確認できます。
コマンドで確認する
コマンドで確認する場合は、WindowsコマンドやPowerShellコマンドレットを使って確認できます。
コマンドプロンプトで確認する場合は、コマンドプロンプトを起動して「winver」コマンドを実行すると、以下のような「Windowsのバージョン情報」画面が表示され、エディションやバージョン、ビルド番号を確認できます。
コマンドプロンプトで「ver」コマンドを実行すると、バージョンとビルド番号を確認できます。
PowerShellで以下のコマンドを実行すれば、エディションやバージョン、アーキテクチャを確認できます。
PS C:\> Get-ComputerInfo | select OsName, OsVersion, OsArchitecture
あとがき
Windows 10は、バージョンアップによってどんどん進化しており、バージョンによって利用できる機能に少しずつ違いがあるので、たまには自分の使っているWindows 10のバージョンを確認しておくとよいでしょう。