Windows 10や11は、それ以前のWindowsと違い、定期的にアップデートが提供されているため、今自分が使っているWindowsのバージョンやエディションがよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、今自分が使っているWindows 11のバージョンやエディション、ビルド番号を、設定画面やコマンドで確認する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 22H2 |
Windows 11 Pro | 22H2 |
Windows 10の場合
Windowsの設定画面で確認する
Windowsの設定画面でWindows 10のバージョンやエディション、ビルド番号、アーキテクチャを確認する場合は、Windowsの「設定」から「システム」を選択します。
「システム」画面が表示されたら、左側のメニューから「詳細情報」を選択し、画面右側の「Windowsの仕様」欄で、エディションやバージョン、ビルド番号が確認できます。
また、同画面の「デバイスの仕様」欄の「システムの種類」では、32ビットOSか64ビットOSかといったアーキテクチャを確認できます。
コマンドで確認する
コマンドでWindows 10のバージョンやエディション、ビルド番号、アーキテクチャを確認する場合は、コマンドプロンプトやPowerShellを使って確認できます。
コマンドプロンプトで確認する場合は、コマンドプロンプトを起動して「winver」コマンドを実行すると、以下のような「Windowsのバージョン情報」画面が表示され、Windows 10のエディションやバージョン、ビルド番号を確認できます。
コマンドプロンプトで「ver」コマンドを実行すると、Windows 10のバージョンとビルド番号を確認できます。
PowerShellで以下のコマンドを実行すれば、Windows 10のエディションやバージョン、アーキテクチャを確認できます。
PS C:\> Get-ComputerInfo | select OsName, OsVersion, OsArchitecture
Windows 11の場合
Windowsの設定画面で確認する
Windowsの設定画面でWindows 11のバージョンやエディション、ビルド番号、を確認する場合は、Windowsの「設定」から「システム」>「バージョン情報」を順に選択します。
「バージョン情報画面」画面の「Windowsの仕様」欄では、Windows 11のエディションやバージョン、ビルド番号が確認できます。
コマンドで確認する
コマンドでWindows 11のバージョンやエディション、ビルド番号、を確認する場合は、コマンドプロンプトやPowerShellを使って確認できます。
コマンドプロンプトで確認する場合は、コマンドプロンプトを起動して「winver」コマンドを実行すると、以下のような「Windowsのバージョン情報」画面が表示され、Windows 11のエディションやバージョン、ビルド番号を確認できます。
また、コマンドプロンプトで「ver」コマンドを実行すると、Windows 11のバージョンとビルド番号を確認できます。
PowerShellで以下のコマンドを実行すれば、Windows 11のエディションやバージョン、アーキテクチャを確認できます。
PS C:\> Get-ComputerInfo | select OsName, OsVersion, OsArchitecture
あとがき
Windows 10や11は、バージョンアップによってどんどん進化しており、バージョンによって利用できる機能に少しずつ違いがありサポート期限も異なるため、たまには自分の使っているWindowsのバージョンを確認しておくと安心です。