Windows 10でアプリからの通知を確認する方法としてまず思いつくのが、ポップアップやアクションセンターですが、それ以外にもWindowsのロック画面にアプリからの通知を表示させることができます。
この機能をうまく活用すれば、通知を確認するのにいちいちサインインする必要がなくなりとても便利です。
そこでここでは、Windows 10のロック画面に予定や未読メール件数といったアプリからの通知を表示させる方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 21H2 |
ロック画面のカスタマイズ方法
ロック画面は、Windows 10にサインインしている状態で、席を離れたりするときに、画面を勝手に操作されないようにするための機能で、通常は、左下に日時、右下にネットワークの状態やバッテリー残量を示すアイコンが表示されています。
このロック画面には、アプリから通知を表示する機能が備わっています。
アプリからの通知を表示するには、Windowsの「設定」から「個人用設定」>「ロック画面」を開き、その中にある「ロック画面に詳細な状態を表示するアプリを1つ選択します」と「ロック画面に簡易状態を表示するアプリを選ぶ」で、アプリを選択します。
「ロック画面に詳細な状態を表示するアプリを1つ選択します」では、選択したアプリからの情報が、ロック画面の時計と日付のすぐ下に表示されます。
たとえば、カレンダーアプリを選択すると直近の予定の詳細情報が表示され、天気アプリを選択すると場所や気温、天候が表示されます。
「ロック画面に簡易状態を表示するアプリを選ぶ」では、アプリを7個まで選択でき、選択したアプリの情報は、ロック画面の最下部にアイコンとして表示されます。
たとえば、メールアプリを選択すると未読数などを表示させることができます。
あとがき
仕事でWindows 10を利用している場合、予定の確認やメールの新着確認が欠かせませんが、ロック画面で素早く確認できれば、わざわざサインインせずに済みとても便利です。
なお、ロック画面に通知を表示できるアプリは「天気」「アラーム&クロック」「カレンダー」「メール」「Skype」といったWindows 10に標準搭載されている一部のアプリか、ロック画面への通知に対応しているアプリのみとなります。
たとえば、ストアアプリとして提供されている「WunderMail for Gmail」では、以下のように未読メール数をロック画面に表示させることができます。