
Windowsでは、フォルダーやファイルのショートカットを作成すると、ショートカットファイルの左下に矢印マークが付いて、ファイル名末尾には「- ショートカット」という文字列が自動的に付加されて、そのファイルがショートカットであることをわかりやすくしてくれていますが、利用環境によってはショートカットファイルに矢印マークを付けたくない、ショートカットファイルに付加される文字列をカスタマイズしたいといったケースもあるでしょう。
そこでここでは、Windows 11でショートカット作成時にファイルの左下に矢印マークを付けないようにしたり、ファイル名に自動的に付加される「 - ショートカット」という文字列をカスタマイズする方法を解説します。
目次
ショートカットファイル左下の矢印マークを消す
ショートカット作成時にファイルの左下に矢印マークを付けないようにするには、レジストリ設定が必要になります。
設定手順は、管理者権限でコマンドプロンプトまたはPowerShellを起動して、以下のコマンドを実行します。
C:\> REG ADD "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Icons" /f /v 29 /t REG_SZ /d "%SystemRoot%\System32\shell32.dll,50"コマンド実行後「この操作を正しく終了しました。」と表示されれば設定完了です。

最後に、Windowsを再起動すれば設定が適用され、ショートカットファイルの左下に矢印マークは表示されなくなります。
なお、エクスプローラーでアイコンの表示レイアウトを「特大アイコン」や「大アイコン」を選択している場合のみ表示がおかしくなるので注意が必要です。

「詳細」選択時の表示

「大アイコン」選択時の表示
設定を元に戻したいときは、以下のコマンドを実行してWindowsを再起動します。
C:\> REG DELETE "HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Icons" /f「- ショートカット」という文字列を付けない
ショートカット作成時にファイル名末尾に「- ショートカット」という文字列を付加しないようにするには、レジストリ設定が必要になり2通りの方法があります。
設定方法その1
一つ目の方法は、コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動して、以下のコマンドを実行します。
C:\> REG ADD "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer" /f /v link /t REG_BINARY /d 00000000コマンド実行後「この操作を正しく終了しました。」と表示されれば設定完了です。

Windowsを再起動すれば設定が適用され、既存のショートカットと新たに作成するショートカットのファイル名の末尾に「- ショートカット」という文字列は付加されなくなります。

なお、設定を戻したいときは、以下のコマンドを実行してWindowsを再起動すれば元の状態に戻ります。
C:\> REG ADD "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer" /f /v link /t REG_BINARY /d 1b000000設定方法その2
二つ目の方法は、コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動して、以下のコマンドを実行します。
C:\> REG ADD "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\NamingTemplates" /f /v ShortcutNameTemplate /t REG_SZ /d "%s.lnk"コマンド実行後「この操作を正しく終了しました。」と表示されれば設定完了です。

設定は即時で反映され、既存のショートカットのファイル名はそのままで、新たに作成するショートカットのファイル名の末尾のみ「- ショートカット」という文字列は付加されなくなります。

なお、設定を戻したいときは、以下のコマンドを実行すれば元の状態に戻ります。
C:\> REG DELETE "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\NamingTemplates" /f「- ショートカット」という文字列を変更する
ショートカット作成時にファイル名末尾に付く「- ショートカット」という文字列を任意の文字列に変更するには、コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動して、以下のコマンドを実行します。
C:\> REG ADD "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\NamingTemplates" /f /v ShortcutNameTemplate /t REG_SZ /d "%s - Shortcut.lnk"追加したい文字列は、コマンドの末尾に記述している「/d "%s- Shortcut.lnk"」で指定し、%sは元のフォルダーまたはファイル名を表しており、上のコマンドでは「- Shortcut」という文字列を付加するよう指定しています。
コマンド実行後「この操作を正しく終了しました。」と表示されれば設定完了です。

設定は即時で反映され、新たにショートカットを作成したときに、ファイル名の末尾にコマンドで指定した「- Shortcut」という文字列が付加されるようになります。

なお、設定を戻したいときは、以下のコマンドを実行すれば元の状態に戻ります。
C:\> REG DELETE "HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\NamingTemplates" /f