Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

Ubuntu Serverでは、デフォルトでGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)環境がインストールされないため、普段WindowsなどのGUI環境に慣れていると、不便さを感じることがあります。

そこでここでは、Ubuntu Serverに後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法と、GUI環境で日本語表示や日本語入力するための設定方法を紹介します。

CentOS6/7にあとからGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法
ここでは、最小限(Minimal)でCentOS6/7をインストールした後に、GUI環境を追加でインストールする方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のソフトウェアやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Ubuntu Server22.04 LTS

GUI環境をインストールする

Ubuntu ServerにGUI環境をインストールする手順は、次のとおりです。

まず、以下のコマンドを順に実行して、システムを最新の状態に更新します。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

更新が完了したら、以下のコマンドを実行してデスクトップ環境用のパッケージ(GNOME desktop)をインストールします。なお、インストールには30分ほどかかります。

Memo

デスクトップ環境用のパッケージは、デフォルトのubuntu-desktop以外にもKDE Plasma/MATE/XFCEなども選択できますが、安定動作を望むならubuntu-desktopがおすすめです。

$ sudo apt install ubuntu-desktop

インストールが完了したら、Ubuntuを再起動すればGUI環境が起動します。

$ sudo reboot

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

なお、初めてログインしたときは、以下のように初期設定画面が表示されますが、サーバー環境なら一律オフで問題ないでしょう。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法
Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法
Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

日本語環境にする

Ubuntu ServerにGUI環境をインストールすると、デフォルトでは英語環境のままなので、日本語環境にしたい場合は、以下の手順を実行します。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

まず、アプリ一覧から「Terminal」を起動します。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

Terminalを起動したら、以下のコマンドを実行して日本語関連のパッケージをインストールします。

$ sudo apt install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc

次に、以下のコマンドを順に実行して、システムの文字セットを日本語に変更します。

$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
$ source /etc/default/locale

次に、デスクトップ上で右上の音量アイコンあたりをクリックし、メニューから「Settings」を選択します。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

Settings画面が表示されるので、左側のメニュー一覧から「Region & Languege」を選択し、画面右側で「Manage Installed Languages」をクリックします。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

「The Language support is not installed completely」と表示されるので「Install」をクリックします。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

パッケージのインストールが開始されるので、完了するまで待機します。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

パッケージのインストールが完了したら、Ubuntuを再起動します。

再起動後、再度設定画面を開き、左側のメニュー一覧から「地域と言語」を選択し、言語とフォーマットそれぞれが「Japanese」と表示されていることを確認します。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

次に、左側のメニュー一覧から「キーボード」を選択し、入力ソースに「Japanese (Mozc)」「日本語」の順に表示されていることを確認します。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

以上で、日本語表示や日本語入力が可能になります。

以下の画面は、テキストエディターに日本語入力している画面です。

Ubuntu Server22.04に後からGUI(デスクトップ)環境をインストールする方法

あとがき

なお、言わずもがなですが、GUI環境をインストールすると、それだけ多くのメモリを消費し、ここで紹介している「GNOMEデスクトップ」をインストールした場合、快適な動作のためには4GB以上のメモリは必要になるでしょう。

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