Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

Windows 10に標準搭載されている仮想プリンター「Microsoft Print to PDF」は、さまざまなファイルをカンタンにPDF化できる便利機能ですが、この機能は削除もカンタンにできてしまいます。

そこでここでは、Windows 10で削除してしまった「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法を紹介します。

なお、標準搭載されているプリンター「Fax」「Microsoft XPS Document Writer」も同様の手順で復活させることができるので、参考にしてみてください。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit1909

「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

まず、スタートメニューのプログラム一覧などから「コントロールパネル」を起動し「プログラム」をクリックします。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

「プログラム」画面が表示されたら「プログラムと機能」から「Windowsの機能の有効化と無効化」をクリックします。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

「Windowsの機能」画面が表示されたら、一覧から「Microsoft PDF 印刷」のチェックを外して「OK」をクリックして、いったん無効化します。

Memo

「Fax」の場合は「Windowsの機能」で「印刷とドキュメントサービス」にある「Windows Fax とスキャン」のチェックをオフにし、「Microsoft XPS Document Writer」の場合は「Microsoft XPS ドキュメント ライター」のチェックをオフにします。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

「必要な更新が完了しました。」と表示されたら「閉じる」をクリックします。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

再度「Windowsの機能」画面を表示させて、一覧から「Microsoft PDF 印刷」にチェックを入れて「OK」をクリックし、有効化します。

Memo

「Fax」の場合は「Windowsの機能」で「印刷とドキュメントサービス」にある「Windows Fax とスキャン」のチェックをオンにし、「Microsoft XPS Document Writer」の場合は「Microsoft XPS ドキュメント ライター」のチェックをオンにします。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

「必要な更新が完了しました。」と表示されたら「閉じる」をクリックします。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

以上で「Microsoft Print to PDF」が復活します。

Windows 10で「Microsoft Print to PDF」を復活させる方法

あとがき

操作手順はそれほど難しくないので、誤って削除してしまった時などにお役立てください。