最近では、FullHDを超えるディスプレー解像度でPCを利用している方も多いと思います。そのような場合に、文字などが小さくなり見えにくいという人もいるでしょう。
そんな場合、画面全体を拡大したり、文字を大きくしたりもできますが、画面の一部分だけ拡大したいときに便利なのが「拡大鏡」です。
ここでは、Windows10で「拡大鏡」を利用する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1903 |
拡大鏡を使う
拡大鏡は「Windows」キー+「+」キーを押して起動します。
デフォルトの設定では、以下のように画面全体が拡大されます。
拡大鏡の表示メニューから「レンズ」を選択すると、マウスポインターの周りだけが拡大されます。
拡大鏡の表示メニューから「固定」を選択すると、画面上部にマウスポインター周りが拡大表示されます。
拡大鏡を終了する場合には「Windows」キー+「Esc」キーを押します。
拡大鏡の拡大方法を変更する
拡大鏡の拡大方法を変更するには、拡大鏡を起動した後に、拡大鏡の表示メニューから変更する方法と、設定アプリから拡大鏡の動作を設定することができます。

拡大鏡の表示メニューから変更する場合
設定アプリから変更する場合は「簡単操作」>「拡大鏡」で行います。
ここでは、拡大レベルや、拡大鏡の既定の動作などを細かく設定することができます。
あとがき
超高解像度のディスプレイは、デスクトップが広くて使いやすい反面、文字が小さく見づらい場面もあるのではないでしょうか。そんなときに拡大鏡を活用してみてください。
ショートカットキーから素早く起動できて意外と便利ですよ。