最近では、FullHDを超えるディスプレー解像度でPCを利用している方も多いと思います。そのような場合に、文字などが小さくなり見えにくいという人もいるでしょう。
そんなときは、解像度を下げたり、文字やアイコンを大きくしたりもできますが、画面の一部を必要なときだけ拡大したいといったときには、標準搭載機能の「拡大鏡」が便利です
ここでは、Windows 10で「拡大鏡」を利用する方法を紹介します。

デモやプレゼンでWindows 10のデスクトップを拡大するなら「ZoomIt」
ここでは、Windows Sysinternalsで提供されている「ZoomIt」を使って、デスクトップを拡大したり、線を描いたりする方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 21H2 |
拡大鏡の使い方
拡大鏡は「Windows」キー+「+」キーを押して起動します。
デフォルトの設定では、以下のように画面全体が拡大されます。
拡大鏡の表示メニューから「レンズ」を選択すると、マウスポインターの周りだけが拡大されます。
拡大鏡の表示メニューから「固定」を選択すると、画面上部にマウスポインター周りが拡大表示されます。
拡大鏡を終了する場合には「Windows」キー+「Esc」キーを押します。
拡大鏡の拡大方法を変更する
拡大鏡の拡大方法を変更するには、拡大鏡を起動した後に、拡大鏡の表示メニューから変更する方法と、設定アプリから拡大鏡の動作を設定することができます。

拡大鏡の表示メニューから変更する場合
設定アプリから変更する場合は「簡単操作」>「拡大鏡」で行います。
ここでは、拡大レベルや、拡大鏡の既定の動作などを細かく設定することができます。
あとがき
超高解像度のディスプレイは、デスクトップが広くて使いやすい反面、文字が小さく見づらい場面もあるのではないでしょうか。
そんなときは、ショートカットキーから素早く起動できる拡大鏡が便利ですよ。