ノートパソコンでは標準搭載されていることが多いWi-Fi・Bluetooth(ブルートゥース)・指紋認証リーダーですが、デスクトップパソコンでは、これらの機能は搭載されていないことがほとんどです。
ですが、Wi-FiやBluetooth、指紋認証リーダーが搭載されていないパソコンでも、後付けでこれらの機能を追加できることをご存じでしょうか。
そこでここではWindows環境を例に、Wi-FiやBluetooth、指紋認証リーダー機能を後付けで追加する方法を紹介します。
目次
Wi-Fiを後付け
パソコンに後付けでWi-Fi機能を追加する場合、最も簡単な方法は該当機能を搭載したUSBタイプのアダプターを接続する方法です。
Wi-Fi機能を追加できるアダプターとしては、以下のようなコンパクトな商品がおすすめです。
USBタイプのアダプターは、ほとんどがUSBポートに挿すだけで、自動的にデバイスドライバーがインストールされ利用できるようになる手軽さもあります。
また、デスクトップパソコンでUSBポートに接続できない場合は、マザーボードのPCI Expressに空きスロットがあるなら、Wi-Fi機能を搭載した内蔵拡張カードを装着する方法もあります。
たとえば、以下の拡張カードでは、Wi-FiとBluetoothを両方の機能を搭載しており、拡張カードを装着することで、両方の機能が利用できるようになります。
拡張カードは、パソコンのケースを開けてPCI Expressスロットに装着する作業が必要なため、少々面倒ではありますが、USBポートを消費したくない場合に役立つでしょう。
Bluetoothを後付け
パソコンに後付けでBluetooth機能を追加する場合も、該当機能を搭載したUSBタイプのアダプターを接続するのがお手軽です。
Bluetooth機能を追加できるアダプターとしては、以下のようなコンパクトな商品がおすすめです。
デスクトップパソコンでUSBポートに接続できない場合は、マザーボードのPCI Expressに空きスロットがあるなら、Bluetooth機能を搭載した内蔵拡張カードを装着する方法もあります。
おすすめの拡張カードとしては、上記で紹介したWi-FiとBluetoothの両方の機能を追加できる拡張カードがおすすめです。
指紋認証リーダーを後付け
Windows 10や11に標準搭載されている「Windows Hello認証」では、認証方法として指紋認証が利用でき、指紋認証リーダーがあれば指紋をタッチするだけで素早く安全にWindowsにサインインできるようになります。
指紋認証リーダーを後付けする場合は、Windows Helloの指紋認証に対応しているUSB接続タイプの指紋認証リーダーがおすすめです。
上に商品では、パソコンのUSBポートに挿すだけで、自動的にデバイスドライバーがインストールされ、指紋を登録するだけで指紋認証が利用できるようになります。
あとがき
USBアダプターには、上に紹介した以外にも有線LANポートやサウンド機能などを追加できるアダプターもあり、自分のパソコンに搭載されていない機能を、簡単かつリーズナブルに追加できて便利ですよ。