Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

Windowsマシンの機種名やCPUの種類や周波数、搭載しているメモリの型番や容量、搭載ハードディスクの型番やディスク容量といったハードウェア情報を確認したい場合、確認する台数が少なければWindowsの「設定」や「ディスクの管理」といったGUI画面上で1台ずつ確認することもできますが、台数が多いときは1台ずつ手作業で確認するのは手間がかかります。

そのようなとき、コマンドを使ってハードウェア情報を取得するのが効率的です。

そこでここでは、Windows10を例にハードウェア情報をコマンドで取得する方法を紹介します。

Windows10のバージョン/エディション/ビルド番号/アーキテクチャを確認する方法
ここでは、今自分が使っているWindows10のバージョンやエディション、ビルド番号、アーキテクチャを確認する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit21H2
Memo

以降で紹介するコマンドは、すべて管理者権限でPowerShellを起動して実行し、より詳細な情報を取得したいときは「 Get-WmiObject <WMIクラス> | Format-List -Property *」と実行します。

機種名やメーカーなどの情報

パソコンの型番やシリアル番号などを確認するときは、以下のコマンドを実行します。

> Get-WmiObject Win32_ComputerSystemProduct

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

上のコマンドでは、メーカー名、モデル(型番)、シリアル番号などの情報が取得できます。なお、上の画像は自作パソコンで実行したため型番やシリアル番号などが表示されていませんが、メーカー製のパソコンなら表示されるはずです。

また、自作パソコンなどでは、以下のコマンドを実行することで、マザーボードの型番を確認することができます。

> Get-WmiObject Win32_BaseBoard

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

BIOS情報

BIOS情報を確認するときは、以下のコマンドを実行します。

> Get-WmiObject Win32_BIOS

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

CPU情報

パソコンに搭載されているCPUの型番やクロック周波数、ソケットなどに関する情報を確認するときは、以下のコマンドを実行します。

> Get-WmiObject Win32_Processor

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

CPUの温度

コアごとのCPU温度を確認するときは、以下のコマンドを実行します。

> Get-WmiObject MSAcpi_ThermalZoneTemperature -Namespace "root/wmi" | select CurrentTemperature

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

なお、CPU温度はケルビンという単位で表示されているので、摂氏(℃)に換算するには、10で割って、273.15を引きます。

例えば「3010」と表示されている場合は「(3010÷10)-273.15=27.85度」となります。

メモリ情報

パソコンに搭載されているメモリの型番やクロック周波数、容量などの情報を確認するときは、以下のコマンドを実行します。

> Get-WmiObject Win32_PhysicalMemory | select PartNumber,SerialNumber,ConfiguredClockSpeed,ConfiguredVoltage,Capacity,DeviceLocator

上のコマンドでは、メモリの型番、シリアル番号、クロック周波数、動作電圧、容量、装着場所を取得しています。

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

ディスク情報

パソコンに搭載されている物理ハードディスクの型番や容量などの情報を確認するときは、以下のコマンドを実行します。

> Get-WmiObject Win32_DiskDrive

Windows10でハードウェア情報をコマンドで取得する方法

あとがき

Windowsでは、WMIという機能を使って上に挙げた以外にもさまざまな情報が取得できます。

どのような情報が取得できるかは、PowerShellで「(Get-WmiObject -List).Name」コマンドを実行し、利用可能なWMIクラスの一覧を取得するこで、クラス名からおよそのあたりを付けることができます。

ただし、それぞれのクラスで具体的にどのような情報が取得できるかについては、実際にWMIクラスを指定して「Get-WmiObject <WMIクラス>」コマンドを実行し、情報を取得して確認するのが手っ取り早いでしょう。

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