Windows 10でアプリを起動する場合、一般的な方法としては、スタートメニューのプログラム一覧から起動しますが、よく使うアプリを毎回スタートメニューから起動するのは面倒ですよね。
そのようなとき、アプリを素早く起動する方法としてまず思いつくのが、デスクトップにアプリのショートカットを配置する方法ですが、Windows 10では、それ以外にも次のような方法があります。
- タスクバーにピン留めする方法
- スタート画面にピン留めする方法
- クイックアクセスにピン留めする方法
そこでここでは、Windows 10でよく使うアプリを上に挙げた方法で素早く起動する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1903 |
デスクトップにショートカットを作成する
もっとも手軽なのは、アプリのショートカットをデスクトップ上に作成することです。
アプリのショートカットをデスクトップに作成するには、スタートメニューのプログラム一覧からアプリをデスクトップ上にドラッグ&ドロップします。
なお、圧縮ファイルを解凍して利用するタイプのアプリは、スタートメニューのプログラム一覧に表示されていない場合もあります。
その場合は、アプリの本体ファイルを右クリックでデスクトップにドラッグ&ドロップして、表示されるメニューから「ショートカットをここに作成」をクリックするか、本体ファイルを右クリックしたメニューから「送る」>「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックします。

右クリックでドラッグ&ドロップする場合

右クリックしたメニューから作成する場合
タスクバーにピン留めする
タスクバーにアプリのアイコンをピン留めすることもできます。
アプリのアイコンをタスクバーにピン留めするには、いくつかの方法があるので、いずれかの方法でピン留めします。
- スタートメニューのプログラム一覧からアプリをタスクバーにドラッグ&ドロップ
- スタートメニューのプログラム一覧からアプリを右クリックして、メニューから「その他」>「タスクバーにピン留めする」をクリック
- アプリの本体ファイルやショートカットを右クリックして、メニューから「タスクバーにピン留めする」をクリック
- アプリを起動した状態で、タスクバーに表示されているアプリのアイコンを右クリックして、メニューから「タスクバーにピン留めする」をクリック

スタートメニューからピン留めする場合

アプリのショートカットからピン留めする場合

アプリを起動してからピン留めする場合
スタート画面にピン留めする
スタート画面のタイルにアプリのアイコンをピン留めすることもできます。
アプリのアイコンをスタート画面にピン留めするには、いくつかの方法があるので、いずれかの方法でピン留めします。
- スタートメニューのプログラム一覧からアプリをタイルの空きスペースにドラッグ&ドロップ
- スタートメニューのプログラム一覧からアプリを右クリックして、メニューから「スタートにピン留めする」をクリック
- アプリの本体ファイルやショートカットを右クリックして、メニューから「スタートにピン留めする」をクリック

プログラム一覧からアプリを右クリックした場合

アプリのショートカットを右クリックした場合
クイックアクセスにピン留めする
少し異なる方法ですが、特定のフォルダーにアプリのショートカットを配置して、そのフォルダーをクイックアクセスにピン留めするという方法もあります。
クイックアクセスにピン留めしたフォルダーは、タスクバーにあるエクスプローラーアイコンを右クリックすると表示される「ジャンプリスト」から開けるようになります。
フォルダーをクイックアクセスにピン留めするには、タスクバーにあるエクスプローラーアイコンに、フォルダーをドラッグ&ドロップするか、フォルダーを右クリックして「クイックアクセスにピン留めする」をクリックします。

フォルダーを右クリックした場合
あとがき
ここで紹介したように、Windows 10にはアプリを素早く起動できるようにする方法がいくつもあります。いろいろ試してみて、自分の気に入った方法を見つけてみてください。
なお、標準機能では物足りないと感じるなら、サードパーティーのアプリランチャーを利用するのもありですね。