WordPressでは、記事などに挿入する添付ファイル(画像など)をアップロードしたときに、タイトルやキャプション、代替テキスト、説明が入力できますが、アップロードするファイルすべてにこれらの項目を毎回入力するのは面倒です。
そこでここでは、アップロードするファイルに設定できる「タイトル」「キャプション」「代替テキスト」「説明」それぞれの役割と、最低限入力しておいた方がよい項目を解説します。
目次
タイトル
「タイトル」には、画像のタイトルを記述しますが、この項目はHTMLには反映されないため、管理用の項目となります。
WordPressのバージョン4.1以前は「タイトル」に設定した値がimgタグのtitle属性に反映されていたようですが、現行のバージョンでは反映はされないようです。
title属性を設定したい場合は「上級者設定」で設定するか、テキストエディタで直接入力します。
キャプション
「キャプション」には、画像の見出しや説明文を記述し、記述した内容は画像の下に表示されます。

これがキャプションです
代替テキスト
「代替テキスト」には、画像が表示できない場合に画像の代わりとして表示されるテキストを記述し、代替テキストの内容は、imgタグのalt属性に反映されます。
alt属性は、その画像が何を表しているのかを示すために利用し、Googleの画像検索に画像を表示させたい場合や、目の不自由な方が利用するテキストリーダーなどに対応する場合は設定が必要となります。
また、SEO対策としても、画像に代替テキストを設定することが推奨されています。
説明
「説明」には、画像のメモを記述できますが、入力した内容はHTMLには反映されないので、管理用の項目となります。
あとがき
WordPressに限って言えば「代替テキスト」は可能な限り適切な内容を記述し、その他の項目は必要に応じて使用する感じで良いかと思います。