「インターネットの安全・安心ハンドブック」を知っていますか?

2019年1月に、内閣サイバーセキュリティセンターから「インターネットの安全・安心ハンドブック」が公開されました。

インターネットの安全・安心ハンドブック[みんなでしっかりサイバーセキュリティ]

このハンドブックは、2016年2月に公開された「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」の改訂版で、インターネット環境でのセキュリティの重要性を理解するために、インターネットに潜むセキュリティの脅威とその対策が分かりやすく解説されています。また、企業のみならず、学校や家庭で活用されることも想定した内容になっていることも大きな特徴です。

ですが、このようなハンドブックがあることを認識し、活用している人はどれぐらいいるのでしょうか?

企業においては、このような情報をセキュリティ担当者が把握し、従業員への教育に活用するなどの流れが想像できますが、学校や家庭の場合、ITやインターネット、情報セキュリティなどに対して敏感な人であれば、活用してくれる可能性もあると思いますが、世の中の8割の人達は、このような情報を“知らない、探さない”のではないでしょうか。

そこで、そういう方々に少しでも気づいてもらえるよう、このハンドブックについて紹介したいと思います。

「インターネットの安全・安心ハンドブック」の内容は?

本ハンドブックの内容は、目次ベースで下記のようになっており、総ページ数で100ページを超える内容となっているため、すべてを通読するのは正直しんどいです。

なので、まずは第1章の「基本のセキュリティ」をしっかりと読み、2章以降は、自分に身近だと感じる部分を必要に応じて読むことで、無理なく読み進められると思います。

目次

第1章 基本のセキュリティ
   ~ステップバイステップでセキュリティを固めよう~

  1. 4つのポイントでセキュリティを守る
  2. 環境を最新に保つ、セキュリティソフトを導入する
  3. 複雑で長いパスワードと多要素認証で侵入されにくくする
  4. 攻撃されにくくするには、手間(コスト)がかかるようにする
  5. 心の隙を作らないようにする(対ソーシャルエンジニアリング)

第2章 サイバー攻撃にあうとどうなるの?
   最新の攻撃の手口を知ろう

  1. 攻撃者に乗っ取られるとこんなことが起こる

第3章 パスワード・Wi-Fi・ウェブ・メールのセキュリティ
   を理解して、インターネットを安全に使おう

  1. パスワードを守る、パスワードで守る
  2. 通信を守る、無線LANを安全に利用する
  3. ウェブを安全に利用する、暗号化で守る
  4. メールを安全に利用する、暗号化で守る
  5. データファイルを守る、暗号化で守る

第4章 スマホ・パソコンのより進んだ使い方や
   トラブルの対処の仕方を知ろう

  1. スマホのセキュリティ設定
  2. パソコンのセキュリティ設定
  3. それでも攻撃を受けてしまったときの対処

第5章 SNSやインターネット関連の犯罪やトラブルから、
   自分の家族を守ろう。災害に備えよう

  1. SNSやネットとのつきあい方、守り方
  2. サイバー関連でやってはいけないこと
  3. デジタルテクノロジーで家族を守る
  4. 屋外・海外でのネットワーク利用
  5. 大災害やテロに備える

どこで入手できる?

本ハンドブックは、以下のNISCのWebサイトから、PDFファイルを無料でダウンロードできます。

また「Google Play ブックス」「Amazon Kindle」をはじめとする、国内26のストアで電子書籍版を無料で入手できるほか、AndroidアプリやiOSアプリとしても配信されています。

インターネットの安全・安心ハンドブック[みんなでしっかりサイバーセキュリティ]

あとがき

イラストなどを多用して、できるだけ分かりやすく解説されており、内容も充実していますが、2章以降の内容の中には、コンピューターに関連する仕事をしている自分でさえ、知らない単語がちらほら出てきます。

このような難しいことを理解しなくても、電気・ガス・水道のように、安全に安心してインターネットを利用できる時代が早く来るといいですね。

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