仕事や勉強のときにBGMを流すと集中力がアップする、就寝時にBGMを流すと寝つきが良いという方も多いと思いますが、iPhoneをお持ちなら、BGMを流すのにわざわざスマホアプリをインストールしたり、Webサービスを利用しなくても、標準機能でBGMを流すことができるのをご存じでしょうか。
そこでここでは、iPhoneの「バックグラウンドサウンド」機能を使ってBGMを流す方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
iPhone | iOS16.4.1 |
バックグラウンドサウンドの使い方
バックグラウンドサウンド機能を使用するには、iPhoneの「設定」から「アクセシビリティ」>「オーディオ/ビジュアル」>「バックグラウンドサウンド」を順に選択します。
バックグラウンドサウンドの設定画面で「バックグラウンドサウンド」のスイッチをオンにすれば、バックグラウンドサウンドが再生されます。
また、この画面ではバックグラウンドサウンドの音量調整や音の種類を「バランスの取れたノイズ」「ブライトノイズ」「ダークノイズ」「海」「雨」「せせらぎ」から選択ができます。
バックグラウンドサウンドの設定画面で「メディアの再生中に使用」のスイッチをオンにすると、ほかの動画や音楽と同時再生することもできます。
なお、毎回設定画面からバックグラウンドサウンド機能のオン/オフするのが面倒なら、コントロールセンターにアイコンを追加することで、簡単にBGMのオン/オフの切り替えや音量調整、音の種類の変更が可能となります。
コントロールセンターとは、iPhoneのさまざまな機能を素早く操作するための機能で、Face IDを搭載したiPhoneでは、画面右上端から下にスワイプして開き、ホームボタンを搭載したiPhoneでは、画面下部から上にスワイプして開きます。
コントロールセンターにアイコンを追加するには、iPhoneの「設定」から「コントロールセンター」を選択して、「コントロールを追加」から「聴覚」の横にある+ボタンをタップして追加します。
これで、コントロールセンターに耳の形をしたアイコンが追加され、このアイコンからバックグラウンドサウンド機能のオン/オフ、音量調整、音の種類の変更ができます。
あとがき
バックグラウンドサウンド機能では、選択できる音の種類が少ないので、もし自分の気に入った音がないなら、多少は面倒でもWebサービスなどを利用するという手もあるでしょう。
