AIチャットボットサービスとして話題になっている「ChatGPT」を利用する場合、通常はWebブラウザから利用しますが、パソコンならまだしもスマートフォンからだと、毎回ブラウザを起動してChatGPTのページを開くのはちょっと使いづらと感じることがあり、もっと手軽に簡単に利用したいとお思いの方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、できるだけ手軽かつ簡単にスマホでChatGPTを利用する方法として、Webページへのショートカットをホーム画面に配置する方法と、iPhoneでショートカットアプリを利用する方法を紹介します。
なお、ChatGPTの利用にはユーザー登録が必要になるので、ユーザー登録がまだの方は以下の記事を参考にユーザー登録しておきましょう。

目次
Webページへのショートカットを作成する
Android端末の標準ブラウザ「Google Chrome」やiPhoneの標準ブラウザ「Safari」には、特定のWebページのショートカットをホーム画面に追加する機能が搭載されており、この機能を利用することで、ホーム画面からChatGPTのページを素早く開けるようにできます。
Androidの場合
Androidでは、ChromeブラウザでChatGPTのページを開いた状態で、画面右上の「︙」をタップして、メニューから「ホーム画面に追加」をタップします。
「ホーム画面に追加」画面が表示されるので、ホーム画面に追加するアイコンの名前を設定して「追加」をタップします。
以上で、ChatGPTのページ開くショートカットがホーム画面に追加され、タップすることで、ChatGPTのページを素早く開くことができます。
iPhoneの場合
iPhoneでは、SafariでChatGPTのページを開いた状態で、画面下部の「共有」ボタンをタップし、共有メニューから「ホーム画面に追加」を選択します。
「ホーム画面に追加」画面が表示されるので、ホーム画面に追加するアイコンの名前を設定して「追加」をタップします。
以上で、ChatGPTのページ開くショートカットがホーム画面に追加され、タップすることで、ChatGPTのページを素早く開くことができます。
ショートカットアプリを利用する(iPhone向け)
iPhoneでは、さまざまな操作を自動化できるアプリ「ショートカット」が標準搭載されており、このアプリを利用することで、より簡単にChatGPTを利用できるようになります。
ショートカットアプリがインストールされていない場合は、App Storeからインストールできます。
ショートカットアプリでChatGPTを利用する手順は、次のとおりです。
まず、事前準備としてWebブラウザで以下のOpenAIのページを開き「+Create new secret key」ボタンをクリックしてAPIキーを生成し、表示されるAPIキーをコピーしておきます。(生成したAPIキーは一度しか表示されず、再表示できないのでご注意ください。)
ChatGPTのAPI利用は有料で、1,000トークンあたり$0.002(従量課金)となっています。(トークンとは、入出力される単語や文字を読み取る単位で、日本語の場合ひらがなは1文字あたり1トークン、漢字なら2~3トークン消費します。)
なお、ChatGPTの利用を開始するときに作成したOpenAIのアカウントには、有効期限が約3か月の$5分のお試しクレジットがあり、お試し範囲内であれば無料です。(お試し範囲を超えて利用したいときは、支払い情報を登録する必要があります。)
現在自分がどれぐらい利用しているかは、以下のページで確認できます。
次に、Webブラウザで以下のWebページを開くと、ショートカットアプリが起動するので、画面下部の「ショートカットを追加」ボタンをクリックします。
ショートカットアプリにショートカット「Inteligente sin API」が追加されるので、ショートカット右上の「…」をタップします。
ショートカットの編集画面が表示されるので「テキスト」の「Copiar api aqui」の部分に先ほど取得したAPIキーを貼り付け、「テキストを要求」の前半部分を「質問を入力してください。」に変更します。
次に、画面下部の「共有」ボタンをタップして、メニューから「ホーム画面に追加」を選択します。
ホーム画面にショートカットを追加したら、ショートカットの編集画面で「完了」をタップしたら、作業完了です。
ホーム画面に追加したショートカットをタップすると、以下のように質問を入力する画面が表示され、質問を入力して「完了」をタップすれば、回答が表示されるようになります。
あとがき
Android端末やiPhoneからChatGPTをより簡単かつ手軽に利用したいときにご活用あれ。