スマートフォンは、通信用端末やカメラとしてだけではなく、搭載機能やアプリを活用することで、実にさまざまなものの代用として利用できます。
そのなかから、ここではiPhoneを懐中電灯や拡大鏡、手鏡として利用する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
機種(ソフトウェア) | バージョン |
---|---|
iPhone 8 | iOS16.2 |
ライト(懐中電灯)
iPhoneには、背面にあるカメラの撮影用ライトを常時点灯させて、懐中電灯の代わりとして利用できるライト機能が備わっています。
ライトのオン/オフは、Siriやコントロールセンターから行え、コントロールセンターからライトをオン/オフするときは、画面右上隅から下にスワイプするか、画面下から上にスワイプしてコントロールセンターを開いて、ライトのアイコンをタップすることで、オン/オフできます。
コントロールセンターにフラッシュライトのボタンが表示されていないときは、iPhoneの「設定」から「コントロールセンター」の設定画面を開いて「コントロールの追加」から「フラッシュライト」のアイコンをコントロールセンターに追加できます。
また、コントロールセンターのライトアイコンを長押しすれば、明るさを調整できるスライダーが表示され、上下にドラッグすることでライトの明るさを5段階で調節することもできます。
拡大鏡(虫眼鏡)
iPhoneでは、標準アプリとして「拡大鏡」が搭載されており、Appライブラリなどから起動できます。
拡大鏡アプリを起動すると、以下のような画面が表示され、画面下部のメニューからは拡大倍率の調節だけでなく、写真を撮影したり、明るさ/コントラスト/画像効果の調整、フォーカスの固定などができます。
なお、拡大鏡アプリでは最大で15倍までズームできます。(通常のカメラアプリは10倍ズームです。)
手鏡
iPhoneを手鏡の代用として利用したい場合、最もお手軽な方法はカメラアプリを起動してインカメラに切り替えることで、簡単な手鏡として利用できますが、専用アプリをインストールしたほうが使い勝手は良いでしょう。
おすすめアプリは、反転機能や360度ミラー機能を備えた「鏡(かがみ)&ビフォーアフターアプリ-BA mirror」です。
「鏡(かがみ)&ビフォーアフターアプリ-BA mirror」アプリの使い方はとても簡単で、アプリを起動するだけで高画質な手鏡として利用できます。
また、ビフォアアフター画像の撮影/明るさ調整/手ブレ補正/ズーム/左右反転/3D撮影など、必要な機能はもれなく備えており、このアプリさえあれば、もう手鏡を携帯する必要はないといっても過言ではありません。
なお、アプリの下部にはアンカー広告が常時表示されますが、他のアプリのように利用に支障をきたすような広告表示はされないので、この点でもおすすめです。
あとがき
懐中電灯や虫眼鏡、手鏡は、頻繁に利用することはないかもしれませんが、いざという時に備えて使い方を確認したりアプリをインストールしておけば安心です。