Windows環境でPC向けのゲームをプレイする場合、ゲームに最適な環境となるようWindowsの設定を調整することがありますが、Windows 11ではデフォルトで有効になっている「仮想マシンプラットフォーム」と「コア分離」機能もゲームパフォーマンスに影響を与えることがあるようです。
Windows 11でゲームのパフォーマンスを最適化するオプション
そこでここでは、Windows 11で「仮想マシンプラットフォーム」と「コア分離」を無効化する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 11 Pro | 22H2 |
「仮想マシンプラットフォーム」を無効化する
「仮想マシンプラットフォーム」機能を無効化する手順は、次のとおりです。
Windowsの「設定」から「アプリ」>「オプション機能」を順にクリックします。
「オプション機能」の画面から関連設定にある「Windowsのその他の機能」をクリックします。
「Windowsの機能」の画面が表示されるので「仮想マシンプラットフォーム」のチェックをはずして「OK」をクリックします。
Windows 11を再起動するよう促されるので、再起動します。
以上で設定完了です。
「コア分離」を無効化する
「コア分離」機能を無効化する手順は、次のとおりです。
タスクバー右側の通知エリアに表示されている「Windowsセキュリティ」をクリックします。
「Windowsセキュリティ」の画面が表示されるので、画面左側のメニューまたは画面中央の一覧から「デバイスセキュリティ」をクリックします。
「デバイスセキュリティ」の画面が表示されるので、コア分離にある「コア分離の詳細」をクリックします。
「コア分離」の画面が表示されるので「メモリ整合性」のスライダーをクリックしてオフに設定します。
Windows 11を再起動するよう促されるので、再起動します。
以上で設定完了です。
あとがき
なお「仮想マシンプラットフォーム」と「コア分離」を無効化することでゲームのパフォーマンスを優先できる代わりに、Windows 11が脅威に対してぜい弱になる恐れがあるため、ゲーム終了後はこれらの機能を有効化することが推奨されています。