Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

Windows 10や11では、日本語入力システムとして新しいバージョンのMicrosoft IMEが標準搭載されていますが、新しいバージョンのMicrosoft IMEが原因と思われる入力関連のトラブルが後を絶ちません。

最近でも、Chromeブラウザで検索ボックスに追加のキーワードを入力できなくなるトラブルが発生しており、このようなトラブルでは、Microsoft IMEを以前のバージョンに戻すことで問題を解決することができます。

そこでここではWindows 10を例に、Microsoft IMEを以前のバージョンに戻す方法を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit22H2

以前のバージョンへ戻す方法

新しいバージョンの「Microsoft IME」を以前のバージョンに戻す手順は、次のとおりです。

タスクトレイにある「Microsoft IME」のアイコンを右クリックして、メニューから「設定」を選択します。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「Microsoft IME」の設定画面が表示されるので「全般」をクリックします。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「全般」画面が表示されるので、互換性にある「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」のスイッチを「オン」に切り替えます。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「以前のバージョンの Microsoft IME を使いますか?」と確認画面が表示されるので「OK」をクリックします。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

以上で、以前のバージョンの「Microsoft IME」に切り替わります。

新しいバージョンに戻す方法

以前のバージョンの「Microsoft IME」を新しいバージョンに戻す手順は、次のとおりです。

Windowsの「設定」アプリを起動し「時刻と言語」を選択します。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「時刻と言語」画面が表示されたら、左側のメニューから「言語」を選択して、優先する言語から「日本語」をクリックしてから「オプション」をクリックします。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「言語のオプション」画面が表示されるので、キーボードから「Microsoft IME」をクリックしてから「オプション」をクリックします。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「Microsoft IME」の設定画面が表示されるので「全般」をクリックします。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「全般」画面が表示されるので、互換性にある「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」のスイッチがオンになっているので「オフ」に切り替えます。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

「新しいバージョンの Microsoft IME を使いますか?」と確認画面が表示されるので「OK」をクリックします。

Windows 10や11でMicrosoft IMEを以前のバージョンに戻す方法

以上で、新バージョンの「Microsoft IME」に切り替わります。

あとがき

以前のバージョンへ切り替えのは簡単ですが、新バージョンへ戻すときの手順が意外と分かりづらいですね。