Windows 10では、標準のWebブラウザが「Microsoft Edge」となっており、タスクバーには「Microsoft Edge」しか表示されていません。
ですが、世の中にはIE 11(Internet Explorer 11)でしか正常に動作しないWebサービスやWebアプリもあり、Windows 10でもIE 11を使いたい場合があります。
そこでここでは、Windows 10でIE 11(Internet Explorer 11)を利用する方法を紹介します。
なお、 Windows 10でデスクトップアプリとしてのIE 11(Internet Explorer 11)のサポートは、2022年6月で終了しており、2023年2月14日には、起動すらできなくなる予定なのでご注意ください。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1809 |
Internet Explorer 11を起動する
実は、Windows 10でもIE 11(Internet Explorer 11)はひっそりと存在しています。
起動方法は「スタートメニュー」を開き「アプリの一覧」の「Windowsアクセサリ」の中にある「Internet Explorer」をクリックすることで、IE 11が起動します。
Internet Explorer 11がない場合
何らかの理由でIE 11がインストールされていない場合は「Windowsの機能の有効化または無効化」からIE 11をインストールすることができます。
「Windowsの機能の有効化または無効化」画面を開くには、まず「スタート」メニューを右クリックして、メニューから「アプリと機能」をクリックします。
「アプリと機能」画面が開いたら、一番下までスクロールして「プログラムと機能」をクリックします。
「プログラムと機能」画面の左側にある「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
「Windowsの機能の有効化または無効化」画面で「Internet Explorer」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックすれば、IE 11がインストールされます。
インストールが完了したら、先ほどの起動方法でIE 11を起動できるようになります。
あとがき
「Internet Explorer」のようなレガシーなブラウザとは早々におさらばしたいものですが、企業などではIEに依存したサービスやアプリがいまだに現役のこともあり、ひっそりとでも搭載してくれているのはありがたいですね。