パソコンでの作業効率を上げるおすすめ方法は「デスクトップを広げる」です。

パソコンでの作業効率を上げるおすすめ方法は「デスクトップを広げる」です。

パソコンでの作業にある程度慣れてくると、アプリケーションを複数起動して作業することも増えてきますが、そのようなときアプリウィンドウが重なり合って、作業ウィンドウの切り替えが面倒だと感じたことはないでしょうか?

思い当たる方は、今より画面サイズが大きなディスプレイにするか、ディスプレイを複数接続して作業領域を広げてみてください。明らかに作業がしやすくなったと感じると思います。

そこでここでは、パソコンでデスクトップ(作業領域)を広げる方法を紹介します。

作業領域が狭いと

作業領域の狭い環境で、特に不便に感じるのは複数のアプリケーションウィンドウを同時に最前面に表示させたいときです。

たとえば、書類を作成するときに他の資料を見ながら書きたいときや、監視画面を見ながら他の作業をしたいときなどです。

そんなときに作業領域が狭いと、ウィンドウ同士が重なり合ってしまい、表示させたいウィンドウを切り替えながら作業しなければならなかったり、かといってウィンドウを小さくすると今度はスクロールしないと必要な情報が見れなくなったりと、ウィンドウの切り替えやスクロールといった無駄な作業が増え、作業効率が悪くなります。

作業領域を広げると

パソコンでの作業効率を上げるおすすめ方法は「デスクトップを広げる」です。

パソコンで「なにかを見ながら、なにかを参考にしながら」という作業を行うことが多い場合、デスクトップの作業領域を広げることにより、大きな効果が期待できます。

ウィンドウの切り替え操作が減る

作業領域が広ければ、多くのウィンドウを最前面で表示でき、ウィンドウの切り替えという無駄な作業を格段に減らすことができます。

1回ごとの切り替えはほんの1秒ぐらいでも、それが何十回、何百回となれば、大きな差となります。

情報が見つけやすい

多くの情報を同時に最前面に表示できるということは、必要な情報を素早く簡単に見つけられるということでもあります。

作業領域を広げる方法

パソコンでの作業効率を上げるおすすめ方法は「デスクトップを広げる」です。

パソコンで作業領域を広げる方法には、おおむね次の3通りあります。

  • 仮想デスクトップ
  • 大画面(高解像度)ディスプレイ
  • マルチディスプレイ

仮想デスクトップ

Windows 10やMac、Linuxには、マルチディスプレイを仮想的に実現する「仮想デスクトップ」という機能があります。(Macでは「操作スペース」、Linuxでは「ワークスペース」などと呼ばれています)

仮想デスクトップでもある程度の効率アップが見込めますが、一方のデスクトップ画面を表示しているときに他の仮想デスクトップを確認するには操作が必要なため、いつでも見れる状態になっているのと比べると、効果はそれほどでもないです。

Windows 10の作業効率アップに欠かせない仮想デスクトップの使い方
ここでは、Windows 10での作業効率アップに欠かせない機能の一つ「仮想デスクトップ」の使い方を紹介します。

大画面(高解像度)ディスプレイ

最近では、4Kディスプレイの値段も手が届くところまで来ているので、新たにディスプレイを購入する余裕があるなら、作業領域の広い4Kディスプレイなどが候補になるでしょう。

なお、注意点としては、奥行きがそれほどない机に置く場合は、ディスプレイサイズを気にしておいたほうが良いです。個人的には、24インチ~27インチぐらいがちょうどよいと思いますが、27インチは一般的な机に置くにはギリギリな感じがします。

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マルチディスプレイ(マルチモニター)

手持ちの余っているディスプレイがあるなら、パソコンに複数のディスプレイを接続し、マルチディスプレイ構成にして作業領域を広げる方法があります。

パソコンに2台目以降のディスプレイを接続するには、グラフィックボードを増設する以外にも、USB接続のグラフィックアダプターを使用することで、比較的カンタンに接続できます。

余っているディスプレイと設置スペースがあれば、マルチディスプレイが費用対効果が高いでしょう。

あとがき

私自身も、仕事場で23インチのFULLHDのワイドディスプレイで仕事をしていましたが、余っているディスプレイを活用しマルチディスプレイにしたところ、仕事の効率が格段にアップしました。

また、新たにディスプレイを購入したり、増やしたりできなくても、OSの仮想デスクトップを使ってみるだけでも、作業領域の広さの効果を感じることができると思うので、作業領域の狭さに不満があるなら、試してみてください。