スマートフォンの通信料金は、モバイルデータ通信量に応じて設定されていることが多いため、出先などでのモバイルデータ通信は可能な限り節約したいところです。
モバイルデータ通信を節約する方法として、最も有効な手段として挙げられるのが、駅やコンビニなどで提供されているフリーWi-Fiスポットを活用する方法ですが、フリーWi-Fiスポットを利用するにはユーザーIDやパスワードの入力が必要な場合が多く、その煩わしさから利用したことがないという方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、ユーザーIDやパスワードといった面倒な入力をすることなく、35万ものフリー(無料)Wi-Fiスポットに簡単に接続できるスマートフォン向けアプリ「タウンWiFi by GMO」を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
機種(ソフトウェア) | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
タウンWiFi by GMO | 7.0.3 |
「タウンWiFi by GMO」とは
「タウンWiFi by GMO」は、GMOタウンWiFi株式会社が提供するフリーWi-Fiスポットへ接続できるスマートフォン向け無料アプリで、Android、iOSに対応しています。
「タウンWiFi by GMO」では、コンビニや飲食店、ショッピング施設、交通機関などで提供されている35万ものフリーWi-Fiスポットに、わずらわしいIDやパスワードを入力することなく簡単に接続でき、モバイルデータ通信を節約するのに欠かせないアプリとなっています。
「タウンWiFi by GMO」の使い方
ここでは例としてAndroid向け「タウンWiFi by GMO」アプリの使い方を紹介します。
まず、アプリのインストールは、一般的なアプリと同じようにPlayストアからインストールできます。
アプリを初めて起動すると、初期設定として位置情報の許可と、性別や生年月日などの情報を入力します。


初期設定が完了したら、あとはフリーWi-Fiスポットに近づくと、自動的に接続されるようになります。
なお、Wi-Fiスポットに初めて接続するときのみ、アプリ画面で接続するWi-Fiスポットをタップする必要があります。
また、バックグラウンドで自動的に会員登録などが行われるため、初回接続時のみ接続するまでに少し時間がかかることがありますが、2回目からはスムーズに接続できます。
ポイントを貯める
「タウンWiFi by GMO」では、フリーWi-Fiスポットに接続することでポイントを貯めることができます。
貯めたポイントは、以下のようなギフト券やポイントに交換できます。
- Amazonギフト券
- iTuneギフトコード
- nanacoポイント
- Tポイント
- WAONポイント
- dポイント
- Google Playギフトコード
- Pontaポイント
- 楽天ポイント
- 銀行振込
自動接続するWi-Fiを管理する
「タウンWiFi by GMO」では、自動接続するWi-Fiスポットと、自動接続させないWi-Fiスポットを管理することができます。
電波強度や通信速度に応じてWi-Fiを自動切断する
「タウンWiFi by GMO」では、自分が決めた電波の強度より弱くなったり、通信速度が遅くなった時に、フリーWi-Fiスポットへの接続を自動的に切断することができます。


Wi-Fi通信を保護する
「タウンWiFi by GMO」の設定では、フリーWi-Fiスポットへの接続でセキュリティが気になる場合に「Wi-Fi通信の保護」をオンに設定することで、VPN接続により通信データを保護することができます。
利用統計情報
「タウンWiFi by GMO」では、利用統計情報を確認でき、フリーWi-Fiスポットをどれぐらい利用して、どれぐらい通信量を節約できたかなどを確認できます。
あとがき
フリーWi-Fiスポットの中には、提供者がよくわからなかったり通信データが暗号化されてない危険なWi-Fiスポットもありますが、「タウンWiFi by GMO」を利用すれば、ある程度その危険性を回避しつつ、フリーWi-Fiスポットの利便性を享受できます。
ご活用あれ。