Windows10:「Phrase Express」のマクロ機能を使う

定型文の入力を効率化してくれるツール「Phrase Express」には、マクロ機能があります。マクロ機能を利用すれば、定型文をより柔軟に入力できるようになります。

ここでは「Phrase Express」のマクロ機能を使用したフレーズの登録方法を紹介します。

なお、「Phrase Express」の基本的な使い方は以下の記事をご覧ください。

Windows10:あらゆる定形テキストの入力を効率化する(Phrase Express)
仕事で文章を書く場合、メール作成時、書類作成時、コード作成時など、場面に応じてお決まりの文章を書くことが思いのほか多いのではないでしょう...

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Professional 64bit バージョン1809
Phrase Express v13.6.11d

マクロ機能を利用したフレーズの登録方法

単純な文字列の挿入だけだと、クリップボード拡張ソフトと大差ないですが「Phrase Express」にはマクロ機能があり、状況に応じて文字列を変化させて挿入することができます。

マクロ機能は、メイン画面上部の「Macros」メニューから選択することで「Phrase content」欄にコードが挿入されます。また、コードを直接「Phrase content」欄に入力してもOKです。

日時を挿入

さまざまなフォーマットで日時を挿入することができます。

手順は、「Phrase content」欄で、コードを挿入したい位置にカーソルを合わせて、マクロメニューから「Date/Time」をクリックして、表示されるリストから挿入したいフォーマットを選択します。

なお、リストに表示されているのは、当日の日時を挿入する代表的なフォーマットのみですが、リストの最下部にある「More」をクリックすることでフォーマットを自分で定義したり、明日とか昨日とかを指定することも可能です。

ほかの登録済みフレーズを挿入

フレーズの中で別のフレーズを呼び出すことができます。

たとえば、メール署名用のフレーズを登録しておき、メール本文用のフレーズの最後でメール署名用のフレーズを呼び出すなど、共通的な部分を別のフレーズとして登録しておき、呼び出すようにしておけば管理が楽になります。

手順は、「Phrase content」欄で、コードを挿入したい位置にカーソルを合わせて、マクロメニューから「Programming」>「Insert phrase」を順にクリックします。

「Insert phrase」画面の「Autotext of the desired phrase」にあるフォルダーアイコンをクリックして、呼び出したい登録済みのフレーズを選択します。

カーソル位置を指定する

フレーズを挿入すると、カーソルは挿入したフレーズの最後に来ますが、入力を開始したい位置にカーソルを移動させることができます。

たとえば、メール本文用のフレーズを作成した場合、書き出し部分にカーソルが来てくれると、後の入力がしやすいですよね。

手順は、「Phrase content」欄で、入力を開始したい位置にカーソルを合わせて、マクロメニューから「Output」>「Set cursor potition」を順にクリックします。

メール以外にも、HTMLコード用のフレーズを登録するときも、タグの間にカーソルが来るように設定すると便利です。

入力ウィンドウを出す

指定した位置で入力ウィンドウを出し、ウィンドウに入力した文字列を挿入することができます。

手順は、「Phrase content」欄で、ウィンドウを表示させたい位置にカーソルを合わせて、マクロメニューから「User input」>「Manual text input」を順にクリックします。

「Manual text input」画面で、表示する入力ウィンドウの設定を行います。

項目名 説明
Header ウィンドウのタイトルを入力
Default text 既定値がある場合は入力
Single line デフォルトでは複数行入力できますが、チェックすると1行のみの入力になります
input is required チェックすると入力必須項目になります

クリップボードの文字列を挿入

クリップボードにコピーしている文字列を、指定した位置に挿入することができます。

たとえば、フレーズの中の複数箇所に同じ文字列を挿入したいときなどで便利なマクロです。

手順は、「Phrase content」欄で、クリップボードにコピーしている文字列を挿入したい位置カーソルを合わせて、マクロメニューから「Clipboard」>「insert text from clipboard」を順にクリックします。

まとめ

マクロ機能を利用すれば、より柔軟なテキスト入力ができることがお分かりいただけたかと思います。

「Phrase Express」に搭載されている機能の一部は、日本語環境では正常に動作しない場合がありますが、それを差し引いても入力支援ソフトとして大いに活躍してくれると思います。

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