Webブラウザとして人気のあるGoogle Chrome(以下、Chromeブラウザ)では、以前からiOS版で「リーディングリスト」機能が利用できましたが、最近のバージョンでそのほかのプラットフォームでも利用できるようになっています。
ですが、リーディングリストってそもそもどんな機能で、どうやって使えばいいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでここでは、Chromeブラウザのリーディングリスト機能の概要や、Windows版Chromeブラウザでのリーディングリストの使い方を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 21H1 |
Google Chrome | 91.0.4472.77 |
リーディングリストとは
「リーディングリスト」は、ブックマークするほどのページではないけれども、後で読むために一時的に登録しておきたいときに利用する機能で、同じGoogleアカウントであれば登録リストをデバイス間で共有することもできます。
リーディングリスト機能は、現在Windows版・macOS版・iOS版で利用でき、プラットフォームごとで利用できる機能に若干の違いがあるようです。
なお、Android版はまだ試験機能段階です。
リーディングリストの使い方
ここからは、Windows版のChromeブラウザでの「リーディングリスト」の使い方を紹介します。
Webページをリーディングリストに追加する
リーディングリストの使い方は、まず登録したいWebページを表示している状態で、オムニボックス(アドレスバー)の右端にある星印アイコンをクリックし、表示されるメニューから「リーディングリストに追加」を選択します。
または、登録したいWebページのタブを右クリックし、表示されるメニューから「リーディングリストにタブを追加」を選択します。
これで、リーディングリストに登録されます。
リーディングリストに登録したページを閲覧する
リーディングリストに登録したWebページを閲覧するときは、ブックマークバー右端に表示されている「リーディングリスト」をクリックし、一覧から表示したいページをクリックします。
ブックマークバーが表示されていない場合は、ショートカットキー「Shift+Ctrl+B」を押して表示させるか、常にブックマークバーを表示しておくよう設定しておきましょう。
リーディングリストに登録したページは、マウスポインターを合わせると表示されるチェックマークをクリックすることで未読/既読を切り替えることができ、見終わったWebページをリーディングリストから削除するには「×」をクリックします。
なお、iOS版のChromeブラウザでは、登録したリーディングリストをオフラインでも閲覧できるようですが、Windows版Chromeブラウザでは、リーディングリストからは登録したWebページをオフラインで閲覧することはできません。
あとがき
ニュース記事などをよく読む方なら、後で読むために一時的に登録しておきたいページって結構あるのではないでしょうか。
そのようなときに「リーディングリスト」が役立つでしょう。