Windows環境では、フォルダーやファイルにマウスポインターを合わせると「ツールチップ」と呼ばれる吹き出し(ポップアップ)が表示されます。
たとえば、テキストファイルにマウスポインターを合わせると、ファイルサイズや更新日時がツールチップに表示され、画像ファイルなら画像の大きさやファイルサイズが表示されます。
フォルダーやファイルを開くことなく情報を確認できる便利な機能ですが、スクリーンショットを撮ったりすることが多いと、撮影した画像に意図せずツールチップが表示されてしまうこともあり、ツールチップを非表示にしたいとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでここでは、Windows10でフォルダーやファイルのツールチップを非表示にする方法を紹介します。

Windows10のエクスプローラーを使いやすくカスタマイズする方法
Windows環境でファイル操作を行うときの定番ツールと言えば「エクスプローラー」ですが、エクスプローラーのデフォルト設定は必ずしも使い...
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 20H2 |
ツールチップを非表示にする
フォルダーやファイルに表示されるツールチップを非表示にする手順は、次のとおりです。
まず「エクスプローラー」を開き「表示」タブから「オプション」を選択します。
「フォルダーオプション」画面が開くので「表示」タブの「詳細設定」にある「フォルダーとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する」のチェックを外し「OK」をクリックします。
以上で設定完了です。
これで、フォルダーやファイルにマウスポインターを合わせても、ツールチップが表示されなくなります。
あとがき
なお、ここで紹介した方法でフォルダーやファイルのツールチップは非表示にできますが、項目に対するツールチップ(たとえば、タスクトレイのアイコンなど)は非表示にできないようなのでご留意ください。