Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

Word(ワード)で文書を作成するとき、思い通りに設定できないこととしてよく挙げられるのが「行間の設定」です。

そこでここでは、Wordでの行間の基本的な動作と、おススメの行間設定方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit20H2
Microsoft Word for Microsoft 36516.0.13426.20308

行間の基本的な動作

Wordでは、デフォルトで「1行」の行間で文字が配置される設定になっています。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

この「1行」とは「ページ設定」画面の「行送り」に設定されている値「18pt」となります。(この設定を変更した場合は、変更した値が「1行」のサイズとなります。)

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

また、行間の広さは、デフォルトは1行ですが、入力しているフォントサイズを大きくすると、自動的に2行、3行と広くなります。

これは、段落設定にある「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」がオンに設定されていることによるもので、この設定がオンの状態では、行グリッド線に合わせて文字を表示するために、フォントサイズを大きくすると、行間はフォントサイズに応じて徐々に広くなるのではなく、2行(36pt)、3行(54pt)といった具合に倍数で広くなります。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

行グリッド線とは

行グリッド線は、デフォルトでは表示されていませんが「表示」タブで「グリッド線」にチェック入れることで表示させることができ、デフォルトで行送りの設定値「18pt」ごとに1本表示されます。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

たとえば「Word for Microsoft 365」のデフォルトのフォント「游明朝」では、フォントサイズが10.5pt以下のときは、行間は1行(18pt)で一定ですが、フォントサイズが11pt以上になると行間が2行(36pt)に、フォントサイズが22pt以上になると、行間が3行(54pt)といった具合に広くなっていきます。

そのため、フォントサイズによっては行間が空きすぎるといった現象が起きます。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

游明朝10.5pt(行グリッド線あり)

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

游明朝11pt(行グリッド線あり)

行間のおすすめ設定方法

おすすめの行間の設定方法は、フォントサイズに応じて最適な行間を自動調整する方法で、手順は次のとおりです。

まず、行間を変更したい段落を選択した状態で「ホーム」タブの「段落」にある「行と段落の間隔」をクリックし「行間のオプション」を選択します。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

「段落」画面が表示されたら「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外して「OK」をクリックします。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

以上で、行送りの設定値ごとに引かれている行グリッド線が無視され、フォントサイズに応じた最適な行間で文字が配置されるようになります。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

また、この設定を行っておけば「行と段落の間隔」に表示されている数値を選択するだけで直感的に行間を調整できるので、おススメの方法です。

※下の画像をクリックすると、動画で確認できます。

行間を固定値で設定する

行間を自分で細かく調整したいときは「段落」画面で行間を数値で指定することもできます。

行間を数値で指定するときは「段落」画面で「行間」の指定方法に「固定値」を選択し、その右側にある「間隔」に数値(単位はpt)を入力して指定します。

Word(ワード)で行間を思いどおりに設定(詰める/開ける)する方法

なお、固定値で行間を設定するときは、フォントサイズに応じて行間隔の値を調整する必要があります。

あとがき

Wordでの行間の設定方法はいくつかありますが、上の方法さえ覚えておけば、たいていの場合事足ります。

記事が役立ったらシェアしてくれるとうれしいです。

あなたにおすすめのコンテンツ