Word(ワード)で利用できる関数と演算子一覧(2020年10月)

Word(ワード)で利用できる関数と演算子一覧(2020年10月)

Microsoft Officeで利用する関数と言えば、ほとんどの方がExcel(エクセル)の関数を思い浮かべますが、Microsoft Wordもドキュメント内に作成した表で、簡単な表計算ができます。

そこで、ここではMicrosoft Word(Microsoft365版)の表で利用できる関数や演算子を紹介します。なお、買い切り版のWord 2016や2019でも、おおむね同じように利用できます。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit2004
Microsoft Word for Microsoft 36516.0.13127.20402

Wordで利用できる関数

Wordドキュメント内の表で利用できる関数は、次の18種類です。

関数説明
ABS()かっこ内の値の絶対値を計算します。
AND()かっこ内の引数がすべて TRUE であるかどうかを評価します。
AVERAGE()かっこ内で指定された項目の平均値を計算します。
COUNT()かっこ内で指定された項目の数を計算します。
DEFINED()かっこ内の引数が定義されているかどうかを評価します。
FALSE常に0を返します。
IF()最初の引数を評価します。
INT()かっこ内の値の小数部を切り捨てて、最も近い整数にします。
MAX()かっこ内で指定された項目の最大値を返します。
MIN()かっこ内で指定された項目の最小値を返します。
MOD()引数1/引数2の剰余を返します。
NOT()1つの引数がTRUEかどうかを評価します。
OR()2つの引数のいずれかがTRUEかどうか評価します。
PRODUCT()かっこ内で指定された項目の積を計算します。
ROUND()最初の引数を2番目の引数で指定した桁数で四捨五入します。
SIGN()かっこ内の数値が0よりも大きいか、0に等しいか、0よりも小さいかを評価します。
SUM()かっこ内に指定された項目の合計値を計算します。
TRUE()1つの引数がTrueかどうか評価します。

Wordで利用できる演算子

Wordドキュメント内の表で利用できる演算子は、次のとおりです。

なお、分かりやすいようにA1参照で例示しています。

算術演算子

演算子説明
A1+A2A1の値とA2の値を加算します。
A2-A1A2の値からA1の値を減算します。
A1*A2A1の値とA2の値を乗算します。
A2/A1A2の値をA1の値で除算します。
A1^2A1の値をべき乗します。(左の例では2乗しています。)

比較演算子

演算子説明
A1=B1A1の値とB1の値が等しければTRUEを返します。
A1<>B1A1の値とB1の値が等しくなければTRUEを返します。
A1>B1A1の値がB1の値より大きければTRUEを返します。
A1<B1A1の値がB1の値より小さければTRUEを返します。
A1>=B1A1の値がB1の値以上であればTRUEを返します。
A1<=B1A1の値がB1の値以下であればTRUEを返します。

関数や演算子の入力方法

関数や演算子をWordドキュメント内の表で利用するときは、フィールドコードとして次のように入力します。

{=関数名(引数)}

フィールドコードを入力するときは、セルを選択した状態で、Ctrl+F9を押して手入力するか、Wordの上部メニューから「レイアウト」>「計算式」をクリックして、計算式画面から挿入できます。

Word(ワード)で利用できる関数と演算子一覧(2020年10月)

各関数の詳細な使い方は、ここでは割愛させていただきますが、以下のMicrosoftの公式ページが分かりやすいでしょう。

Word または Outlook の表で計算式を使用する - Office サポート

セル参照

関数の引数として特定のセルを指定するときは、2通りの方法があります。

ABOVE・BALOW・LEFT・RIGHT

ABOVE・BALOW・LEFT・RIGHTを使うと、計算式を入力するセルの上側(ABOVE)、下側(BELOW)、左側(LEFT)、右側(RIGHT)を指定することができます。

たとえば、計算式を入力するセルの上側のセルの合計を求めたい場合は、次のように入力します。

{=SUM(ABOVE)}

A1参照

エクセルでおなじみのA1参照も利用でき、アルファベットがセルの列を表し、数字がセルの行を表しており、B3は、2列目の3行目のセルを表しています。

たとえば、1列目1行目のセル(A1)から2列目2行目のセル(B2)までの範囲を合計するときは、次のように入力します。

{=SUM(A1:B2)}

あとがき

Wordの表で利用できる関数は限られており、複雑な計算をWord上で行うのは個人的にはあまりおすすめしません。

私なら、関数などを利用した表をWordの文書内に挿入するなら、Excelで作成した表をWordに貼り付ける方法をおススメします。

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