Microsoftが2020年から提供を開始しているChromiumベースの新しいMicrosoft Ege(以下、Edgeブラウザ)では、デスクトップ向けに限りますが、Chromeブラウザの拡張機能が利用できます。
さらに、Edgeブラウザの外観についても、デフォルトで用意されている「ライト」「ダーク」以外にも、設定によりChromeブラウザ向けのテーマも利用できるようになります。
そこでここでは、Windows10のMicrosoft Edgeで、Chromeブラウザ向けのテーマを利用する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 2004 |
Microsoft Edge | 84.0.522.52 |
Chrome向けテーマを利用するための設定
EdgeブラウザでChromeのテーマを利用する手順は、次のとおりです。
まず、Edgeブラウザを起動して、アドレスバーに「edge://flags」と入力し、エンターキーを押します。
試験機能の設定画面が表示されたら、検索ボックスに「store theme」と入力し、エンターキーを押します。
「Allow installation of external themes」の設定項目が表示されるので「Enabled」を選択して「再起動」をクリックします。
以上で、Chromeのテーマを利用できるようになりました。
Chrome向けテーマを適用する
Chromeのテーマを適用するには、Edgeブラウザのメニューから「拡張機能」画面を開き「他のストアからの拡張機能を許可する」をオンにします。
あとは、Chromeウェブストアからお好きなテーマを追加しましょう。
ここでは、例としてChromeチームが提供している「Rose」を追加してみます。
問題なくテーマが適用されました。
適用されているテーマを削除したいときは「設定」画面の「外観」で、削除したいテーマの右にある「削除」をクリックします。
あとがき
なお、いくつかのテーマを試してみたところ、テーマによっては利用できなこともあるようです。
また、同機能は開発版のEdgeブラウザでは、試験機能の有効化などをしなくても利用できるようなので、今後のバージョンアップで標準機能として利用できるようになるかもしれません。