日常生活で、長さや角度、傾きを測る、方位を調べるといった機会はそれほど多くはありませんが、いざそのような機会が訪れたとき、定規や分度器、水準器、方位磁石がなくても、スマートフォンさえ持っていれば焦る必要はありません。
実は、スマートフォン向けのアプリを利用して、長さや角度、傾きを測る、方位を調べるといったことができるのです。
そこでここでは、長さや角度、傾きを測る、方位を調べるためのAndroid向けアプリを紹介します。
いざという時に、きっと役立ちますよ。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
機種(ソフトウェア) | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
長さを測る(定規)
Android端末向けで、おススメの定規アプリは「定規, Ruler」です。
「定規, Ruler」は、スタイリッシュなデザインで、機能的にもセンチメートルとインチの切り替え、定規の補正、4つの計測モード(画面端以外から計測するなど)があるなど、定規として十分な機能を備えています。
角度を測る(分度器)
Android端末向けで、おススメの分度器アプリは「分度器:Smart Protractor」です。
「分度器:Smart Protractor」には、スマートフォンの上に置いてタッチ操作で角度を測るモード、カメラに映してタッチ操作で角度を測るモード、傾きを測るモードが用意されています。
また、センサーの補正機能もあります。
傾きを測る
Android端末向けで、傾きを測るアプリとしては、上の「分度器:Smart Protractor」を使った方法や、水準器アプリとしては「バブルレベル - Bubble Level」がおススメです。
「バブルレベル - Bubble Level」では、スマートフォンを傾きを測りたい場所に置いて、アプリ画面上のバブル(気泡)の位置で、前後左右にどれぐらい傾いているかを確認することができます。
方位を調べる(方位磁石)
Android端末向けで、方位を調べるアプリとしては、シンプルな画面で使いやすい「デジタルコンパス」がおススメです。
「デジタルコンパス」では、スマートフォンを水平にすることで、方位を確認することができます。
また、磁北(じほく:方位磁石が指す北)と真北(しんぽく:地図上の経線が指す北で、磁北とは少しずれている)の切り替えや、現在位置を地図で確認して位置を共有するといった機能も備えています。
あとがき
いずれのアプリも、いざという時に備えてインストールしておけば安心です。
ご活用あれ。