WordPress:手動アップグレード方法(4.7.5 to 4.8.2)

WordPressを利用していて、いつの間にか管理画面にアップグレード通知が表示されなくなったので、手動でアップグレードしてみました。

ここでは、WordPressを手動でアップグレードする方法をご紹介します。

アップグレードした環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のソフトウェアやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
CentOS 7.4.1708
Nginx 1.12.2
PHP 7.1.12
MariaDB 5.5.56
WordPress 4.7.5

事前準備

動作環境の確認

WordPress日本語公式サイトに掲載されているWordPress4.8の推奨動作環境を確認しておきます。特にミドルウェア(php, mariadb, nginx)のバージョンが、対応しているか確認しておきます。

日本語 « ダウンロード — WordPress

バックアップ

アップグレードに問題があった時にすぐに復元できるように、現在のWordPress環境をバックアップしておきます。

手動でバックアップすることもできますが、WordPressのプラグインを利用してバックアップするのがカンタンで便利です。(私は「UpdraftPlus」でバックアップを実行しました)

アップグレード

WordPress4.8のダウンロードと解凍

SSHでサーバーに接続後、以下のコマンドを順に実行します。

cd /tmp
wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
tar xzfv latest-ja.tar.gz

プラグインの停止

WordPressの管理画面のメニューから「プラグイン」>「インストール済み」を開き、プラグインをすべて停止しておきます。

古いデータの削除その1

WordPressがインストールされているフォルダーの中から、下記の3つ以外のファイルを削除します。

  • wp-config.php
  • .htaccess(ファイルがある場合)
  • wp-contentフォルダー

新しいデータの配置その1

WordPress4.8の解凍ファイルから、以下をWordPressがインストールされているフォルダーに配置します。

  • wp-admin(フォルダーごと)
  • wp-includes(フォルダーごと)
  • その他のファイルすべて

古いデータの削除その2

WordPressがインストールされているフォルダーの中から「wp-content/languages」フォルダーを削除します。

新しいデータの配置その2

WordPress4.8の解凍ファイルから、「wp-content/languages」フォルダーをWordPressがインストールされているフォルダーの「wp-content」フォルダーの中に配置します。

オブジェクト所有者を設定

ドキュメントルート配下のすべてのオブジェクト所有者を再設定します。

chown -R nginx:nginx wordpress

データベースをアップグレード

新しいデータの配置が完了したら、WordPressのダッシュボードにアクセスします。

以下のように「データベースの更新が必要です」と表示されたら、「WordPressデータベースを更新」をクリックします。

※4.7.5から4.8.2のときはデータベースの更新画面は出ませんでした。

 

アップグレード完了

サイトの表示を確認し、停止していたプラグインを有効化したら、アップグレード完了です。

あとがき

通常であれば、管理画面からアップグレードできれば良いのですが、今回のように急遽手動でのアップグレードが必要になる場合もあります。そのようなときの参考になれば幸いです。

トップへ戻る