WordPressを手動で更新する方法

WordPressを手動で更新する方法

WordPressを利用していると、まれに管理画面でWordPressの更新についての通知が表示されなくなり、管理画面から更新できなくなることがあります。

そこでここでは、WordPressを手動で更新する方法をご紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のソフトウェアやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
CentOS7.4.1708
Nginx1.12.2
PHP7.1.12
MariaDB5.5.56
WordPress4.7.5 > 4.8.2

更新前のバックアップ

手動で更新したときに、なんらかの問題があった時にすぐに復元できるように、現在のWordPress環境をバックアップしておきます。

手動でバックアップすることもできますが、WordPressのプラグインを利用してバックアップするのがカンタンで便利です。

WordPressのバックアップならプラグイン「UpdraftPlus」
ここでは、WordPress環境を簡単にバックアップ・復元できるプラグインとしておススメの「UpdraftPlus(無料版)」の特長と基本的な使い方を紹介します。

WordPressを更新する

WordPress本体を手動で更新する場合の手順は、つぎのとおりです。

プラグインを停止させる

まず、WordPressの管理画面のメニューから「プラグイン」>「インストール済み」を開き、プラグインをすべて無効化して停止させておきます。

WordPress本体をダウンロードして解凍する

つぎに、SSHなどでWordPressサーバーに接続後、以下のコマンドを順に実行し、最新バージョンのWordPress本体をダウンロードし解凍しておきます。

# cd /tmp
# wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
# tar xzfv latest-ja.tar.gz

あらかじめ作業用のPCでダウンロード&解凍しておき、WordPressサーバーに転送してもOKです。

古いデータの削除 その1

つぎに、現在WordPressがインストールされているフォルダーから、下記の3つ以外のファイルを削除します。

  • wp-config.php
  • .htaccess(ファイルがある場合)
  • wp-contentフォルダー

削除が心配な場合は、別のフォルダーに移動させてもOKです。

新しいデータの配置 その1

つぎに、解凍した最新バージョンのWordPress本体のファイルから、以下を現在WordPressがインストールされているフォルダーに配置します。

  • wp-admin(フォルダーごと)
  • wp-includes(フォルダーごと)
  • その他のファイルすべて

古いデータの削除 その2

つぎに、WordPressがインストールされているフォルダーから「wp-content/languages」フォルダーを削除します。

新しいデータの配置 その2

つぎに、解凍した最新バージョンのWordPress本体のファイルから「wp-content/languages」フォルダーをWordPressがインストールされているフォルダーの「wp-content」フォルダーの中に配置します。

オブジェクト所有者を設定

WordPressがインストールされているフォルダー配下のすべてのオブジェクト所有者を、Webサーバーの実行ユーザーに設定します。

以下のコマンドでは、所有者を「nginx」というユーザーに設定しています。

# chown -R nginx:nginx wordpress

データベースを更新

ファイルやフォルダーの配置が完了したら、WordPressの管理画面(ダッシュボード)にアクセスします。

更新するバージョンによっては、以下のように「データベースの更新が必要です」と表示されることがあり、その場合は「WordPressデータベースを更新」をクリックします。

 WordPressを手動で更新する方法

最後に、停止していたプラグインを有効化し、サイトの正常な表示を確認したら更新完了です。

あとがき

通常であれば、管理画面から更新するのが一般的ですが、何らかの原因で管理画面から更新できなくなった場合は、ここで紹介しているように手動での更新が必要になる場合もあります。

そのようなときの参考になれば幸いです。

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