Windows10の年2回の機能更新では、春は機能追加など、比較的大きな更新が行われ、秋は品質向上がメインに行われてきましたが、2020年秋の機能更新では、スタートメニューのデザインが新しくなるなど、見た目に分かるような更新が含まれるかもしれません。
そこで、ここでは現在Windows Insiderのベータチャネルで提供されている、2020年秋の機能更新のベータ版「Windows10 20H2 ビルド19042.421」に搭載された、新しいスタートメニューを紹介します。
スタートメニューの新デザイン


上に従来のスタートメニュー(左)と新しいスタートメニュー(右)を掲載してみました。
従来のスタートメニューでは、アプリやタイルの背景にOSのアクセントカラーやアプリのテーマ色が用いられていましたが、新しいスタートメニューでは、アプリアイコンの背景は透明になり、タイルの背景は、スタートメニューの背景に親和性の高い色に統一されています。
これにより、Fluentデザインへの更新が進んでいるMicrosoft製アプリのアイコンともマッチして、スタイリッシュで洗練されたデザインへと進化しています。
なお、新しいスタートメニューは、ダークテーマや、自分でアクセントカラーを指定した場合も、問題なく美しく表示されます。


あとがき
ちなみに、現在ベータチャネルで提供されている「Windows10 20H2 ビルド19042.421」では、スタートメニューのデザインだけでなく、2021年春に実装されると思われていた多くの改善も含まれているようです。
Announcing Windows 10 Insider Preview Build 19042.421 (20H2) | Windows Experience Blog
2020年秋の機能更新が楽しみになりました。