スマートフォンの多くには、自身を中継してパソコンなどをインターネット接続できるようにする「テザリング」機能が搭載されています。
テザリングには、以下の3種類の方法があります。
- USBケーブルで有線接続(USBテザリング)
- Wi-Fiで無線接続(Wi-Fiテザリング)
- Bluetoothで無線接続(Bluetoothテザリング)
そこで、ここでは上の3種類のテザリング方法それぞれの特徴や、Windows10マシンとAndroidスマホを利用したテザリング方法について紹介します。
目次
USBテザリング
通信速度:〇 バッテリー消費:〇 複数台:×
「USBテザリング」は、インターネット接続したいデバイスとスマートフォンをUSBケーブルで有線接続するテザリング方法で、次のような特徴があります。
- テザリング方法の中では最も高速な通信が可能
- 充電しながらテザリングが可能
- スマホのWi-Fi接続と併用できる
- スマホ1台に1台のデバイスのみテザリングが可能
Windows10マシンとAndroidスマホを利用したUSBテザリングの方法については、以下の記事をご覧ください。

Wi-Fiテザリング
通信速度:〇 バッテリー消費:× 複数台:〇
「Wi-Fiテザリング」は、インターネット接続したいデバイスとスマートフォンをWi-Fiで無線接続するテザリング方法で、次のような特徴があります。
- Bluetoothテザリングより通信速度は速い
- Wi-Fiテザリング中は、スマホのWi-Fi接続は無効化される
- スマホのバッテリー消耗が激しい
- スマホ1台に複数台のデバイスをテザリング可能
Windows10マシンとAndroidスマホを利用したWi-Fiテザリングの方法については、以下の記事をご覧ください。

Bluetoothテザリング
通信速度:× バッテリー消費:〇 複数台:〇
「Bluetoothテザリング」は、インターネット接続したいデバイスとスマートフォンをBluetoothで無線接続するテザリング方法で、次のような特徴があります。
- 通信速度が遅い(1Mbpsほど)
- スマホのWi-Fi接続と併用できる
- Wi-Fiテザリングよりバッテリー消耗が少ない
- スマホ1台に複数台のデバイスをテザリング可能
Windows10マシンとAndroidスマホを利用したBluetoothテザリングの方法については、以下の記事をご覧ください。

あとがき
それぞれのテザリング方法には一長一短あるので、自分が重視したいポイントに合わせてテザリング方法を選択しましょう。