Webブラウザの「Google Chrome(以下、Chromeブラウザ)」では、さまざまな便利な拡張機能が提供されています。
そんな中で、最近特に便利だと感じた拡張機能を紹介したいと思います。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1909 |
Google Chrome | 81.0.4044.129 |
The QR Code Extension
The QR Code Extension - Chrome ウェブストア
「The QR Code Extension」は、現在開いているWebページのURLを、QRコードとして表示したり、WebカメラなどでQRコードを読み取ってそのページを開いてくれる拡張機能です。
パソコンで表示中のページをスマホで見たいときに、QRコードを生成してスマホで読み取るといった使い方ができます。

Microsoft エディター
Microsoft エディター - Chrome ウェブストア
「Microsoft エディター」は、Microsoftが提供している拡張機能で、Microsoft Wordに組み込まれていたAIを活用した文章作成アシスタントサービスを、Webブラウザの拡張機能として利用できるようにしたものです。
「Microsoft エディター」では、以下のような機能を利用できます。
- スペルチェック機能
- 文書校正機能
- 表現方法の改善を提案する機能
スペルチェックと文章校正は、Microsoftアカウントでサインインすれば利用可能で、表現方法の改善を提案する機能は「Microsoft 365」購入者にのみ提供されます。
Webブラウザ上でメールを作成したり、ブログの投稿を作成したりするときに、作成した文章の文法的な間違いを自動的にチェックしてくれるので、文章作成がこれまで以上にラクになりますよ。
Picture-in-Picture Extension
Picture-in-Picture Extension (by Google) - Chrome ウェブストア
「Picture-in-Picture Extension (by Google)」は、Webページ上のHTML5ベースの動画をピクチャーインピクチャー(PIP)表示してくれる、Googleが提供している拡張機能です。
「ピクチャーインピクチャー(PIP)」機能は、Webページの動画エリアだけをブラウザから分離させて、常に他のウィンドウの前面にフローティングウィンドウとして表示できる機能で、PC版Chromeブラウザではバージョン70から実装されています。
PIP表示ウィンドウでは、ウィンドウサイズを変更したり、ドラッグして表示位置を移動したりでき、動画をタップまたはクリックすれば、再生/一時停止といった操作も可能です。
Chromeブラウザのデフォルトでは、YouTubeぐらいしかPIP表示できませんが、この拡張機能を利用すれば、HTML5ベースの動画サービスであれば、拡張機能アイコンやショートカットキー(Alt+P)から、簡単に動画をPIP表示することができます。
試した限りでは、YouTube以外に、TVer、NetFlix、Amazon PrimeVideo、ニコニコ動画、hulu、U-Nextなど、メジャーな動画サービスなら問題なく動作するようです。
ほかの作業をしながら動画を視聴したいときに便利です。
あとがき
ここ紹介した以外にも、おススメの拡張機能を以下の記事で紹介しているので、合わせてご覧ください。



