Windows10の「Microsoft Edge」で、閲覧しているWebページをスマートフォンなどで閲覧したい場合、ブックマークの共有機能を利用したり、メモアプリなどでURLを共有するといった方法がありますが、それ以外の手軽な方法としておススメしたいのが、閲覧しているページのQRコードを生成して、それをスマホで撮影して開く方法です。
そこで、ここではWindows版Microsoft Edgeで、閲覧しているWebページのQRコードを生成する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事では、以下の環境での結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 2004 |
Microsoft Edge | 88.0.705.68 |
QRコードの生成機能を有効化する
現在のバージョンのMicrosoft Edgeでは、QRコードの生成機能が試験機能として提供されおり、有効化することで、別途拡張機能をインストールすることなく閲覧しているページのQRコードを生成することができます。
Microsoft Edgeのバージョンによっては、本機能を利用できない場合や、試験機能を有効化しなくても、標準機能として利用できる場合があります。
QRコードの生成機能を有効化する手順は、次のとおりです。
まず、Microsoft Edgeを起動して、オムニボックス(アドレスバー)に「edge://flags」と入力してエンターキーを押します。
すると、試験機能の設定画面が表示されるので、上部の「フラグの検索」に「QR」と入力すると「Enable sharing page via QR code」という項目に絞り込まれるので、右側に表示されている「Default」をクリックして「Enabled」を選択し、右下の「再起動」をクリックします。
以上でQRコードの生成機能が有効化されました。
WebページのQRコードを生成する
閲覧しているWebページのURLからQRコードを生成するには、閲覧しているWebページ内を右クリックして、メニューから「このページのQRコードを作成」をクリックします。
もしくは、WebページのURLが表示されているオムニボックスをクリックして、右端に表示される「このページのQRコードを作成」アイコンをクリックします。
すると、以下の画面のように閲覧しているWebページのURLがQRコードとして表示されます。
QRコードの右下にある「ダウンロード」をクリックすると、生成されたQRコードをPNG形式の画像ファイルとして保存することができます。
あとは、表示されているQRコードをスマホで読み取れば、そのWebページを開くことができるでしょう。
あとがき
会社PCと個人所有スマホとの間では、共有機能を利用できないことも多いので、そんな時はQRコードを生成する方法が便利です。