2020年1月中旬から一般提供が開始された新しいChromiumベースの「Microsoft Edge」には、注目機能として「コレクション」がありました。
提供開始時はまだ利用することができなかったこの「コレクション」機能ですが、4月13日にリリースされたバージョン81でようやく利用できるようになりました。
そこで、ここでは新Microsoft Edgeの「コレクション」機能の使い方を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1909 |
Microsoft Edge | 81.0.416.53 |
コレクション機能とは
Microsoft Edgeのコレクション機能は、Webページやコンテンツ(画像やテキスト)をクリップする機能です。
クリップしたデータは、サイドバーにカード形式で表示でき、クリップボードにコピーしたりWordやExcelにエクスポートすることもできます。
また、コレクション機能は、用途や目的に応じて複数作成できるので、ほしいものリストを作成したり、情報収集といったように、いろいろなコレクションが作成できます。
なお、コレクション機能は同期の対象にできるので、同じアカウントを利用しているMicrosoft Edge間でコレクションを共有できます。
コレクション機能を使ってみる
Webページやコンテンツをクリップする
Webページをクリップするときは、ページを右クリックして、メニューから「ページをコレクションに追加」を選択して、どのコレクションに追加するかを選択します。
初めての時は「新しいコレクションを開始する」をクリックします。
画像やテキストなどをクリップしたいときは、画像を右クリックして、テキストの場合は、クリップしたいテキストを選択した状態で、右クリックしてメニューから「コレクションに追加」を選択して、どのコレクションに追加するかを選択します。
なお、サイドバーにコレクションを表示しているなら、サイドバーからも同様の操作が可能です。
コレクションにクリップしたデータはリスト表示され、画像やテキストをクリップした場合は、その内容が表示されるので、分かりやすいです。
また、個々のクリップはそのページへのリンクになっており、クリップをクリックするとそのページが開きます。
メモを作成する
コレクションのサイドバーからは、特定のコレクションにメモを作成することもできます。
WordやExcelデータとして出力する
コレクションのメニューから「Excelに送信」や「Wordに送る」をクリックすると、コレクションにクリップしているデータが、ExcelデータやWordドキュメントとしてエクスポートされます。
エクスポートされたデータは、Officeオンラインアプリで表示され、エクスポートしたデータはOneDriveに保存されます。
下の画像は、コレクションにクリップしたデータをExcelデータとしてエクスポートした時の様子です。
あとがき
将来的には、モバイルデバイスでもコレクション機能が利用できるようになるらしいので、そうなれば情報収集ツールとして活躍してくれそうです。
お試しあれ。